コインベースがCAKE上場へ突撃——BNBチェーンの覇権争いに参戦
米国最大の仮想通貨取引所がパンケーキスワップのネイティブトークンを取り扱い開始。BNBチェーンエコシステムへの本格参入を表明。
【戦略的マーケット侵攻】 流動性マイニングで人気のCAKEを獲得し、取引所間競争を激化させる布石。取引手数料収入の新たな柱を構築か。
【業界の反応】 『また上場ゴールドラッシュか』と懐疑的な声も。金融当局の承認待ち状態だが、コインベースは規制のグレーゾーンを突く形で早期上場を強行する模様。
(@CoinbaseAssets) June 4, 2025
パンケーキスワップ取引が活況
今回の上場検討の背景には、パンケーキスワップの堅調な成長がある。
同プラットフォームは、2025年5月に1700億ドルを超える記録的な取引量を達成した。この活動量の急増は、「PancakeSwap Infinity(V4)」のリリースや、分散型金融(DeFi)市場の活況などが要因として考えられる。
コインベースによるCAKEトークンの上場ロードマップへの追加は、CAKEトークンの流動性向上と米国市場での取引量増加を目的としている。
CAKEの米国トレーダーへのアクセス向上は、DEXやイールドファーミングプロトコル内でのトークンの実用性を高める効果が見込まれる。
BNBエコシステムへ進出
今回の動きは、コインベースがイーサリアム中心の従来路線から多チェーン対応へと戦略をシフトしていることを示している。
BNBチェーンは、DeFi分野でイーサリアムの有力な代替選択肢として成長しており、コインベースはこの成長を認識している。
同社はまた、コインベースワンメンバー向けに隔週8453ドルの報酬を提供するエアドロッププログラムを実施し、ユーザーがパンケーキスワップなどのプラットフォームにウォレットを接続することを促している。
こうした取り組みは、オンチェーン活動の活性化につながる可能性がある。
ただしコインベースは、今回の上場検討について「投資助言を構成するものではない。」と明示している。