CoinbaseとGemini、EUでの事業拡大に向け新規ライセンス取得を目指す:ロイター
CoinbaseとGeminiは、それぞれルクセンブルクとマルタの規制当局からライセンスを取得することで、EU市場での存在感を高めつつあると報じられている。
関係者によると、ウィンクルボス兄弟が率いるGeminiは、マルタでのライセンス取得間近だという。この仮想通貨大手は先月、マルタ金融サービス庁(MFSA)から金融商品市場指令II(MiFID II)のライセンスを既に取得していた。
EU最小の国であるマルタは、以前にもOKXやCrypto.cOMなどの取引所にライセンスを承認している。
EU加盟国は、昨年施行された仮想通貨市場(MiCA)規制の下、仮想通貨企業に対してライセンスを発行することが可能になった。この規制の導入は、欧州の仮想通貨業界において最も重要な変革の一つとされている。
マルタの迅速なライセンス承認がEU規制当局の懸念に
ロイターの取材に応じた匿名の上級規制当局者は、マルタやその他の人員が少ない国々からの承認ペースが懸念されると語った。
しかし、マルタFSAの広報担当者は、「迅速な処理」は「これらの年間で得られた深い理解」によるものだと指摘した。
マルタはこれまでに4つの仮想通貨サービスプロバイダーにライセンスを付与しており、OKXも以前、マルタのライセンスプロセスは「厳格」で、現地のマネーロンダリング基準は厳しいと述べていた。
ルクセンブルク、Coinbaseにライセンス付与へ
最近、仮想通貨企業をマネーロンダリングの「ハイリスク」主体として指定したルクセンブルクは、Coinbaseにライセンスを付与する準備を進めている。
ある関係者は、米国を拠点とする最大の仮想通貨取引所であるCoinbaseがルクセンブルクで計画している事業規模は比較的小さいと指摘した。
欧州で200人以上の従業員を抱えるCoinbaseのライセンス申請は数ヶ月にわたって進行中だ。同取引所の代表者は、EU地域での円滑かつ安全な運営を確保するために人員を投資したと述べた。
さらに、ルクセンブルクは「ハイバーで世界的に尊敬される金融センター」であり、Coinbaseは今年少なくとも20人を追加で採用する計画だと広報担当者は付け加えた。
翻訳者: DARkPhoenix1