USDC発行元のサークル社がIPO初日に価格2倍超—安定コイン巨人が伝統金融を嘲笑う
サークル社の株式が取引開始初日に急騰—安定コイン発行会社がウォール街の期待を軽々と超える。
IPO価格が2倍以上に跳ね上がり、暗号通貨業界の健全性について懐疑的なアナリストたちの予想を覆した。
伝統金融のスローダンスに対し、デジタル資産企業が再びスピードで勝負を見せつける形に—今度は株式市場という敵地で。
機関投資家の強い需要でIPO規模拡大
サークルのIPOは当初の計画から2度にわたって規模が拡大された。最終的に3400万株を発行し、10億ドル(約1430億円)以上の資金調達を実現した。
このうち1480万株はサークル自体が発行し、1920万株はジェレミー・アレア最高経営責任者(CEO)を含む既存株主が売却した。
引受団にはグローバル金融機関のJPモルガン、シティグループ、ゴールドマン・サックスが主幹事として参加した。
また、ブラックロックやARKインベストといった機関投資家も投資に参加している。引受会社には30日間で追加510万株を購入できるオプションも付与されている。
USDC発行企業として仮想通貨インフラの地位確立
2012年に設立されたサークルは、時価総額で2番目に大きいステーブルコインであるUSDCの発行企業として知られている。
同社はブロックチェーンとステーブルコインを活用した世界的な金融システムの再構築を目指している。
初日の取引終了時点で株価は83.23ドル(約1万1900円)となり、IPO価格から168%上昇した。これにより同社の時価総額は約190億ドル(約2兆7200億円)に達している。
この成功は、仮想通貨(仮想通貨)インフラ企業に対する投資家の信頼度の高さと、ステーブルコインの主流採用への期待を反映している。
このような動きは、仮想通貨市場全体の成長を示す良い兆候と捉えられている。
主要な通貨であるビットコイン(BTC)の価格動向も、依然として市場全体のセンチメントに大きな影響を与えている。
また、多くのステーブルコインや分散型金融(DeFi)の基盤となっているイーサリアム(ETH)の動向も、サークルのような企業の将来にとって重要である。
Mika Kuramoto
CryptoDnesで専属ライターとして仮想通貨領域の記事を執筆中。2020年に仮想通貨投資を開始し、ビットコインやNFT、DeFiなど多様な分野での投資経験を積む。2025年1月にCryptoDnesのチームに加わる。