リップル急反発11%超、韓国地銀が初採用&社債2.75億ドル調達で二重の好材料
リップルが機関投資家向け事業で2つの大型成果を発表し、XRPが急反発した。韓国の全北銀行が同国地方銀行として初めてRipple Paymentsを導入し、法人向けクロスボーダー送金に活用する。SWIFT経由で数日を要するコルレス送金を置き換え、輸出入企業やテック系スタートアップ、オンラインクリエイターに24時間体制のほぼリアルタイム決済を提供する。リップルは数秒から数分での完了が可能と説明し、Ripple Paymentsは60以上の市場で1,000億ドル超を処理、法定通貨のほかRLUSD、USDC、USDTにも対応する。韓国では教保生命が国債のオンチェーン決済を検討し、Kバンクもカストディ基盤を採用済みだ。同日、プライムブローカー部門Ripple Primeは2億7,500万ドルの無担保シニア社債の私募を完了した。旧Hidden Roadを昨年12.5億ドルで買収した同事業は、年間3兆ドル超を清算し300社超の機関投資家にサービスを提供。社債はKBRAからBBBの投資適格格付けを取得し、5月にはNeuberger Specialty Financeから2億ドルの融資枠も確保している。価格面ではXRPが直近24時間に0.98ドルまで下落し2024年11月以来の安値を付けたが、その後は市場全体の回復に牽引されて1.1ドル台へ急伸。24時間の上昇率は11%超となり、ビットコインやイーサリアムの反発と歩調を合わせた。ただし全北銀行がどの決済資産を用いるかは非開示で、社債も運転資金と一般事業目的に限定される。事業拡大が即XRP需要に直結するわけではなく、値戻しの持続は相場全体の地合いに左右されるのが実情だ。
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