リップル(XRP)、利用回復も価格35%下落|米国ETF流入が急減で現物需要の弱さ顕在化
リップル(XRP)が仮想通貨市場で警告を発している。今週一時0.98ドルまで下落し、その後1ドル付近へ戻したものの、5月の高値から約35%低い水準で推移。XRPレジャー(XRPL)の利用は回復を見せる一方、米国上場のXRP現物ETFへの資金流入が急減しており、市場関係者の間では「10%の更なる調整リスク」が指摘され始めた。 XRPLの24時間あたりのアクティブアドレス数は4万9929件と2カ月ぶりの高水準を記録し、5月の4万8453件を約3%上回った。しかし、ステーブルコイン保有者が1カ月で37%増の約8万2100人に達した一方、XRPL上のステーブルコイン時価総額は6.8%減の9億680万ドルと逆方向の動きを見せている。 大口保有者によるバイナンスへの送金は3カ月平均で約6100万ドルと2021年以来の低水準に縮小。一方、BybitとバイナンスのXRP建て建玉は直近30日で合計約8350万XRP増加しており、レバレッジ需要が積み上がっている状況だ。 最も弱さが目立つのが現物需要だ。米国上場のXRP現物ETFへの流入は5月の1億3194万ドルから6月は5946万ドル、7月は2729万ドルと減少を続け、8月は前半で約327万ドルにとどまっている。新規資金の回復が、価格の持ち直しに欠かせない条件となるのは明白で、当面の相場は引き続き慎重な見方が強い。
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