ビットコイン名物「週末ギャップ」消滅へ、CME24時間取引で新時代突入|機関投資家の週末需要を確認、今週の値動きが市場指標を変える
米CMEグループが仮想通貨先物・オプションの24時間連続取引を開始して最初の週末が終了、これによりビットコイン(BTC)の伝統的な「週末CMEギャップ」が完全に消滅しました。新制度導入直後の48時間で7200枚超(想定元本約5000万ドル)の契約が取引され、機関投資家による週末のヘッジ需要が明確に存在することが裏付けられた形です。これまでCME先物は金曜午後に取引を終え日曜夜まで停止していたため、週末の現物価格変動で再開時にチャート上にギャップが生じ、トレーダーはこれを「埋まりやすい」目標値として利用してきましたが、連続取引開始でその指標は役割を終えました。しかし、制度変更は売り圧力が強まる環境と重なり、6月1日にはS&P500・ダウ・ナスダックが揃って最高値を更新した一方、ブレント原油はイラン情勢の緊迫化で4.2%高の94.98ドルに急騰、ビットコインは7万ドルを割り込む展開に。米現物ビットコインETFは5月15日から29日までの10営業日で約30億ドルの資金流出を記録しており、今後はチャート上のギャップに代わり、ETFの資金フロー、月曜日の流動性の深さ、先物ベーシス、オプションのスキューが新たな市場の手がかりとなります。原油高が続きETFの流出が止まらなければ、ビットコインは金融引き締め環境下で高ベータのリスク資産としての動きを強める可能性が高く、新たな取引枠組みがより明確な価格発見をもたらすかどうか、今週の値動きがその答えを示すことになりそうです。
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