仮想通貨も底打ちか?ETH最大保有企業の会長が米株強気予測、S&P500は7300ポイント到達へ
世界最大のイーサリアム(ETH)保有企業BitMine Immersion Technologiesのトム・リー会長が、米国株式市場は底入れを終え、再び史上最高値圏を目指す局面に入ったと警告。同氏はS&P500が年内に7300ポイントに到達する可能性を示唆し、市場牽引役として仮想通貨(特にETH)、エネルギー株、マグニフィセント・セブン、ソフトウェア、金融株を挙げた。ETH全供給量の約3.98%を保有する企業トップの発言は、仮想通貨市場の底打ち観測を強める材料となっている。
米国株が反発するなら、仮想通貨はどう動くのか
リー氏の発言自体は米国株に関するものですが、ETHを大量保有する企業のトップによる相場観だけに、仮想通貨市場への含意も気になるところです。近年のビットコイン(BTC)やETHは、米国株、とりわけハイテク株との相関が高い傾向が続いています。リスクオン局面では資金が同時に流入し、リスクオフ局面では同時に流出するという連動性が定着しており、現物ETF承認や機関投資家の参入によって、その傾向はむしろ強まっているとの指摘もあります。
リー氏自身が戦時下でもっとも強いパフォーマンスを示した資産としてクリプトとETHを挙げ、さらにMag-7やソフトウェアといったハイテク株と並べて語っていることからも、同氏の頭の中ではこれらが似たリスク特性を持つ資産群として整理されている様子がうかがえます。
仮にリー氏のシナリオ通り米国株が反発・上昇していくのであれば、仮想通貨市場もそれに連動して底入れから上昇局面へ移行する可能性は十分に考えられるでしょう。
なお、リー氏が会長を務めるBitMineは同日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)本市場へのアップリスティング(上場市場の格上げ)を完了し、ティッカーシンボル「BMNR」として取引が始まりました
同時に、2025年に開始した自社株買いプログラムの規模を従来の10億ドルから40億ドル(約6,000億円)へと大幅に拡大することも承認しており、これは2026年に発表された自社株買いプログラムの中でも最大規模のトップ10に入る水準とされています。
BitMineはETH全供給量の5%取得を目指す「Alchemy of 5%」戦略を掲げ、すでに進捗率は79%を超えています。米国株市場の底入れを主張するリー氏の強気な相場観とETH保有を積み上げ自社株買いを拡大するBitMineの企業戦略はいずれも今後のリスク資産市場に対する明確な強気スタンスを示すものと言えそうです。
仮想通貨に絶好の「買い場」到来?米運用大手が注目する強気サイン
一方で、同日には中国の大手マイナーがETHの空売りを行い、弱気相場の継続を警告するなど、市場の専門家の間でも意見が分かれています。
仮想通貨市場が再び上昇気流に乗り、過去最高値を更新できるかどうかに投資家の注目が集まっています。
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記事ソース:CNBC
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