メタプラネット株304円で節目攻防、総会後も下落トレンド継続
メタプラネット(3350)の株価が3月27日、304円(前日比-1.62%)で取引を終え、昨年12月の高値660円から半値以下に下落する弱含み展開を鮮明にした。同社は300円の心理的節目を挟んだ攻防を続けており、3月には一時300円を割り込む場面も発生。400円付近までの反発は一時的なものに終わり、再び下落圧力が強まっている状況だ。
メタプラネットの株価チャート|画像引用元:Tradingview
直近3ヶ月のリターンは-31.5%、年初来では-36.6%です。出来高は約1,561万株と30日平均(約2,853万株)を大きく下回り、様子見ムードが強まっています。
BTC含み損が約1,796億円に
同社のビットコイン保有量は35,102 BTCでBTC全供給量の約0.167%に相当します。現在のBTC価格は約1,083万円で平均取得単価の約1,595万円を大きく下回って推移しており、保有BTCの評価額は約3,802億円、含み損は約1,796億円(取得額比-32.1%)にまで膨らんでいます。
メタプラネットの時価総額は約3,548億円でBTC保有の評価額を約254億円下回っています。時価総額とBTC評価額の比率は0.93倍と株式市場が同社をBTC保有額以下で評価するディスカウント状態が続いています。

株主総会通過も市場の反応は限定的
同社は3月25日に定時株主総会を開催し全議案を可決しました。総会では仮想通貨取引所3社と連携した株主優待プログラムの発表や株主限定で利用額の1.6%をBTCで還元する「メタプラネットカード」の今夏開始も明らかにされています。さらに、先週には資本配分方針の改定を発表し自社株買いにも柔軟に対応する姿勢を示していました。
株主総会で新たな還元策やガバナンス強化が示された直後にもかかわらず株価は続落しており、BTC価格の反転なしには地合いの改善が難しい状況です。一方で1株あたりのBTC評価額が株価を上回るディスカウントはBTC反転時に株価が見直される余地を残しており、投資家にとっては判断が分かれる局面だと感じます。
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記事ソース:metaplanet.jp