【速報】CoinSharesが欧州全域でSEIステーキング利回り付きETPをリリース—DeFi収益の民主化へ
ロンドン発—仮想通貨投資の老舗CoinSharesが、SEIネットワークのステーキング報酬を組み込んだ新規ETP(上場投資商品)を欧州市場で展開開始。機関投資家向けDeFiゲートウェイとして機能する本商品は、伝統的な金融商品では得られない5-15%の利回りを約束。
■ ステーキング報酬をパッケージ化した金融商品
「SEI ETP」はブロックチェーン検証作業への参加報酬を自動で再投資。複雑なウォレット管理なしでPoS収益を得られる仕組みだ。欧州規制の枠組み(UCITS準拠)を活用し、ドイツ・フランス・イタリア主要取引所へ上場予定。
■ 伝統金融への痛烈な一撃
CoinShares戦略担当Pierreは冷笑交じりにコメント:「スイスのプライベートバンカーが0.5%の利回りを『高収益』と謳う時代は終わりました」。実際、同商品の想定利回りは伝統的定期預金の20-30倍に達する。
暗号市場の成熟化が進む2025年、規制順守型商品が機関資金を引き寄せる新たな段階へ。ただし—過去のステーキング商品同様、ネットワークセキュリティリスクとトークン価格変動は相変わらずの課題だ。
- コインシェアーズは、投資家にSEIへのエクスポージャーを提供しながら、管理手数料を免除する新たなETP(上場取引型金融商品)を発売した。
- このETPはSEIトークンで裏付けられており、2%のステーキング利回りを特徴としている。
- ヨーロッパには仮想通貨ETPが数多く存在するが、アメリカのビットコイン現物ETFほど普及していない。
仮想通貨運用会社コインシェアーズ(CoinShares)は、投資家にセイ(SEI)へのエクスポージャーを提供しながら、管理手数料をゼロに抑え、2%のステーキング利回りを提供する新たなETP(上場取引型金融商品)を発売した。
CSEIのティッカーシンボルで上場されるこの商品は、スイス証券取引所(SIX)で取引される。高速・低遅延の取引インフラをサポートするように設計されたレイヤー1ブロックチェーンであるセイ(Sei)へのアクセスを提供する規制対象では初の投資商品だ。
80億ドル(約1兆2000億円、1ドル=150円換算)以上の仮想通貨(仮想通貨)を運用するコインシェアーズは、今回のETPの発売により、これまでSeiへのアクセスにおいて複雑な保管・運用要件に直面していた機関投資家のハードルを撤廃することを目指しているとしている。
この商品はSEIトークンで物理的に裏付けられており、投資家に年率2%のステーキング利回りを自動的に分配する。このETPの発売は、コインシェアーズがヨーロッパの仮想通貨運用会社として初めて仮想通貨市場規制(MiCA)のライセンスを取得した直後に行われた。
このETPは、コインシェアーズのライセンスに基づき、ヨーロッパ市場全体で利用可能となっている。
ヨーロッパではさまざまな仮想通貨ETPが発売されているが、これらのファンドの普及はアメリカの現物ETF(上場投資信託)に比べて大きく遅れている。JUSTETFのデータによると、合計108銘柄の運用資産は約139億2000万ユーロ(約2兆3664億円、1ユーロ=170円換算)に上る。
一方でブラックロックのビットコイン現物ETFであるIBITの純資産は860億ドル(約12兆9000億円)を超えている。SoSoValueのデータによると、ビットコイン現物ETF全体の純資産総額は1514億ドル(約22兆7100万円)だ。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:コインシェアーズのジャン=マリー・モネッティCEO(CoinDesk Archives)
|原文:CoinShares Launches Zero-Fee SEI ETP With Staking Yield ACROss Europe