【速報】シャープリンクがETHを追加購入―保有総額が1900億円を突破、仮想通貨市場に新たな波
東京発―仮想通貨市場が再び熱を帯びている。シャープリンクがこのほどETH(イーサリアム)を追加購入したことで、同社のデジタル資産保有総額が1900億円の大台を突破したことが判明した。
■ 機関投資家の参入が市場を活性化
伝統的な金融機関がこぞって「ノー」を突きつける中、シャープリンクのような企業が仮想通貨市場に巨額の資金を投入している現実は興味深い。今回の動きは、単なる投機を超えた本格的な資産配分の変化を示唆している。
■ 1900億円の壁を突破
今回の追加購入でシャープリンクのETH保有量はさらに膨らんだ。一部のアナリストは「機関投資家の参入が本格化すれば、市場の流動性はさらに高まる」と指摘する一方で、「伝統的金融の重鎮たちが未だに『バブル』と冷笑する構図は変わらない」と業界の分裂を指摘する声もある。
仮想通貨市場は再び加熱モードへ―シャープリンクの大胆な動きが、次の相場展開のトリガーとなるか。金融業界の古い常識を打ち破る日は近いかもしれない。
- イーサリアム共同創設者のジョセフ・ルービン(Joseph Lubin)氏が率いるシャープリンク・ゲーミング(Sharplink Gaming)は先週、7万9949ETHを取得し、イーサリアムの保有数を36万を超える水準に増加させた。
- シャープリンクは、仮想通貨(仮想通貨)財務戦略への転換を機に、急速に最大のイーサリアム保有企業の一つとなった。
- ルービン氏は、ジーニアス法が成立したことで、イーサリアムが「その真のポテンシャルを発揮できる」と述べた。
イーサリアム共同創設者ジョセフ・ルービン氏が率いる、イーサリアム(ETH)財務戦略企業のシャープリンク・ゲーミングは、買い増しを継続し、総保有額が13億ドル(約1900億円、1ドル=147円換算)を超えた。
シャープリンクは7月22日のプレスリリースで、先週1週間で平均価格3238ドルで7万9949ETHを購入したと発表し、これは同社史上最大の週間購入数となった。
最新の購入により、同社は7月20日時点で36万807ETHを保有しており、現在の価格では約13億3000万ドル相当となる。
シャープリンクは、追加のイーサリアム購入のため、アット・ザ・マーケット(ATM)オファリングでの株式売却を通じて調達した資金が9660万ドル残っていることを明らかにした。
シャープリンクの株式は、過去24時間でイーサリアムが2.4%下落したにもかかわらず、プレマーケット取引で6%上昇した。
シャープリンクは5月下旬、マイケル・セイラー(Michael Saylor)氏のストラテジー(Strategy)社のビットコイン財務戦略を参考に、イーサリアムを軸とした仮想通貨財務戦略への転換を発表した。イーサリアム開発企業コンセンシス(Consensys)のCEOでもあるジョセフ・ルービン氏が、会長に就任した。
シャープリンクはその後急速に、時価総額で2番目に大きな仮想通貨であるイーサリアムの最大の保有企業の一つになる一方、バリデーターを実行し、トークンをステーキングして報酬も獲得している。
シャープリンクは先週、イーサリアム取得の資金をさらに確保するため、ATMオファリングを60億ドルに拡大すると発表した。
ルービン氏は、トランプ米大統領がジーニアス(GENIUS)法に署名したことを称賛し、米国におけるブロックチェーンとデジタル資産の規制の明確化をもたらす画期的な瞬間だと述べた。
「ジーニアス法が法律として成立したことで、仮想通貨イノベーションを取り巻く規制の不確実性がようやく改善されつつある」とルービン氏は声明で述べ、次のように続けた。
「我々は、この法がシャープリンクのような企業にとって、単に運営と成長を続けるだけでなく、セキュリティ、スケーラビリティ、スマートコントラクトの利便性を含むイーサリアムの潜在能力を最大限に活用し、グローバルなデジタル経済全体に根本的で変革的な変化をもたらすことをよりサポートするような環境をもたらすものと信じている」。
|翻訳・編集:山口晶子
|画像:ジョセフ・ルービン氏(Shutterstock/CoinDesk/Suzanne Cordiero)
|原文:SharpLINK’s Ether Bet Surpasses $1.3B After Latest Purchase