SBIと「新しい学校のリーダーズ」が資本業務提携──NFT・STOで次世代クリエイター育成へ本格参入
金融大手SBIホールディングスが衝撃的な提携を発表──人気グループ「新しい学校のリーダーズ」のマネジメント会社と資本業務提携を締結。Web3時代のコンテンツビジネスに本腰を入れる。
■ NFTとSTOでクリエイターエコノミーを再定義
提携の核はブロックチェーン技術を活用したファンエンゲージメントの強化。メンバーシップNFTの発行やコンテンツ証券化(STO)を通じ、アーティストとファンの新しい経済圏を構築する。
■ 金融機関とエンタメの異色タッグが生む化学反応
「伝統金融がついに本気を出した」と業界関係者。SBIの金融インフラと「新学校」のZ世代リーチ力が融合すれば、日本発のWeb3サクセスストーリーが生まれる可能性も。
金融機関の「遅れてきた参入」との批判も囁かれるが、これで仮想通貨部門の赤字を埋められる算段だろうか──業界ウォッチャーは冷ややかな視線を隠さない。
SBIホールディングスと、エンターテインメント・プロダクションのTWIN PLANET(ツインプラネット)は7月18日、資本業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。
両社はタレントおよびIP(知的財産)マーケティングの領域で協業し、Web3技術を活用した新規事業の創出を目指すとしている。
本提携の背景には両社の事業基盤を融合させる狙いがある。SBIホールディングスは5442万を超える顧客基盤と金融データを有しており、メディア・マーケティング関連事業を統括する子会社としてSBIネオメディアホールディングスを設立し、事業展開を進めている。
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一方、TWIN PLANETは「新しい学校のリーダーズ」をはじめ多様なタレントやクリエイターが所属しマネジメントを行うと同時に、「たべっ子どうぶつLAND」の企画運営などIPプロデュース事業でも実績を持つ。
提携内容においてWeb3分野で注目されるのは、新規デジタルコンテンツの共同開発だ。両社は、SBIグループが持つデジタルスペース生態系と、TWIN PLANETのIP企画力およびクリエイターネットワークを融合させる計画だという。
具体策として、NFTやトークン発行による資金調達の支援、アルバムやコンサートなどを対象としたSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)やIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の組成を挙げている。
これにより、ファンがIPの成長を直接的に支援できる仕組みを構築し、クリエイターの活動を多角的にサポートする経済圏の創出を進める方針だ。
このほか、本提携にはSBIの顧客基盤を活用した共同マーケティング、次世代IP・タレントの共同発掘と育成、金融とエンタメを融合させた地方創生事業、1000億円規模のコンテンツファンドへの支援、SBIのグローバルネットワークを活用したIPの海外展開支援が含まれるとしている。
|文:栃山直樹
|画像:TWIN PLANETウェブサイトから(キャプチャ)