ビットコイントレーダーがFRB会合で注目すべき意外なデータ-金利以上の衝撃が来る
FRBの利上げ判断より重要な指標が暗号市場を揺さぶる。
伝統的な金融アナリストが金利に固執する一方、スマートマネーは別のシグナルを追っている。
中央銀行のバランスシート縮小がビットコイン流動性を直撃-伝統金融が気づかないうちに暗号市場は次のフェーズへ移行中だ。
(最後に一言:『FRB議長のスピーチを待つヘッジファンドより、ブロックチェーンを読むデジェンたちの方が儲かる時代』)
- アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は、金利を据え置く見通しで、日本時間19日午前3時に発表が予定されている。
- 仮想通貨トレーダーは、FRBの金利見通しを示す「ドットプロット」に注目している。この見通しは、予想される利下げ幅によっては市場動向に影響を与える可能性がある。
- FRBがタカ派的な見通しを示す場合、ビットコイン価格に圧力をかけ、債務返済コストの増加を通じてアメリカの財政状況に影響を与える可能性がある。
12人で構成される連邦公開市場委員会(FOMC)は協定世界時(UTC)6月18日午後6時(日本時間19日午前3時)に基準金利を発表し、30分後にジェローム・パウエル(Jerome Powell)連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見を行う予定だ。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のFedWatchツールは、ドナルド・トランプ(Donald TRUMP)大統領が借り入れコストの引き下げを繰り返し要求しているにもかかわらず、FRBは再び現状を維持し、金利を4.25%から4.50%とする可能性が高いと予測している。
したがって、金利決定は既定路線であり、仮想通貨(仮想通貨)トレーダーは、FRB当局者の金利予測をグラフ化したドットプロットに注目するだろう。
「金利は据え置かれると予想されるため、トレーダーたちはドットプロットに注目している。予想される利下げ回数が2回未満であれば、『高金利が長期化する』という見方が強まるだろう。一方、ハト派的なサプライズがあれば、ドル安が進み、仮想通貨の買いが再開される可能性がある。それまでは、忍耐が肝心だ」と、仮想通貨取引およびマーケットメイキング会社のXBTOは述べている。
利下げ回数が少ないことを示唆するタカ派的なドットプロットは、ビットコイン(BTC)と仮想通貨市場全体に圧力をかける可能性がある。BTCの急騰はすでに10万ドルを上回ってから停滞しており、中東の地政学的な緊張が貿易戦争によるインフレの不確実性に拍車をかけている。
「2025年の利下げ期待は、当初の100ベーシスポイントから現在50ベーシスポイントまで急落している。この修正は、堅調な労働市場と、緩和されたものの2%の目標を上回るインフレ率に起因している。中東での紛争が長期化すれば、予想される利下げ幅はさらに25ベーシスポイントまで縮小する可能性がある」とフィネキア・インターナショナル(Fineqia International)の調査アナリスト、マッテオ・グレコ(Matteo Greco)氏はメールで述べた。
FRBの政策がタカ派的であればビットコインのボラティリティを下落させる可能性があるが、国の債務返済コストを増大させることでアメリカの財政状況を悪化させ、ゴールド(金)やビットコインのような資産の長期的な魅力を高める可能性が高い。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Bitcoin Traders’ Are Looking at a Key Data Point in Fed Meeting and Its Not Interest Rate Decision
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