リップルとSECの訴訟が終結:1億2500万ドルのエスクロー合意で共同申請を提出

約5年に及ぶ法廷ドラマの末、リップル対SEC訴訟は最終章を迎えようとしている。リップルと米国証券取引委員会(SEC)は共同で、ニューヨーク裁判所に対し1億2500万ドルのエスクロー資金の解放を要請。この動きは長い戦いの終結を意味する。
一方、XRPは二次市場ではもはや証券と見なされず、現在約2.15ドルで取引されているXRP価格に上昇圧力をもたらしている。
リップル&SECによる共同申請
2020年12月、SECがリップルを13億ドルの未登録XRP販売で訴えたことで始まった本件。
幾多の重要な判決と上訴を経て、両者は最終合意に達した。共同申請によれば、エスクロー口座から5000万ドルがSECへの民事罰として支払われ、リップルは裁判所の承認待ちで残りの7500万ドルを受領する。
当事者は「この動きがさらなる上訴を回避し、長引いた訴訟に正式な終止符を打つ」と裁判所に説明した。
XRPの法的地位が明確に
この動きは、アナリサ・トーレス判事による2023年の判決を受けたもの。同判決は「XRPが二次市場で取引される場合、証券ではない」と明確化し、リップルと仮想通貨業界全体に大きな信頼性をもたらした。
ただし裁判所は、機関投資家向けの初期XRP販売は証券に該当するとの判断も示していた。
リップルのブラッド・ガリングハウスCEOはSECが上訴を断念した決定を「業界全体にとっての画期的瞬間」と称賛した。
XRP価格は堅調を維持
このニュースを受け、XRPは市場全体の下落にもかかわらず回復兆候を見せている。現在の取引価格は約2.16ドルで、24時間で2.45%上昇。
アナリストは2.35ドルを重要な抵抗線と見ており、勢いが増せば2.44~2.60ドルまで上昇する可能性があると指摘。下値支持線は2.05ドル付近にある。
翻訳者:BladeRunnerX