イーサリアムが史上2番目の大規模売り圧力に直面—それでも$5000到達の可能性は残されているのか?
仮想通貨市場が震える—イーサリアムが年間で2番目に大きな売り波に襲われている。機関投資家の利確売りが加速する中、デジタルゴールドの次の行方は?
■ サプライヤーが血眼になる「キーレベル」
連日の出来高急増でショートポジションが積み上がるETH。しかしチェーンデータは、$3,800支持線で大型ウォレットの積み増しが続いていることを示唆—「スマートマネー」はまだ諦めていない。
■ 5000ドル予測を支える3つの根拠
先物オープンインタレストの急増、L2ネットワークのTVL更新、そして9月のETF申請再提出—アナリストは「流動性の季節サイクルが全てを解決する」と楽観視。もちろん、これは仮にSECが書類仕事をサボらなければの話だが。
暗号市場のダイナミズムが再び証明する:伝統的金融が「ボラティリティ」と呼ぶものを、我々は単に「火曜日」と呼ぶ。
年間2番目の取引所流入、売り圧力を示唆
8月14日、取引所に移動したETHは2,594,168枚となり、2025年で2番目に高い水準を記録。これは2月3日の3,264,688ETH以来の規模となった。

取引所流入は通常、売り圧力の兆候とされる。今回の急増は、主要な売り手の一つであるイーサリアム財団ウォレットの動きが一因とみられる。
The #EthereumFoundation-linked wallet(0xF39d) sold another 1,300 $ETH($5.87M) at $4,518 ~11 hours ago.
Over the past 3 days, this wallet has sold a total of 6,194 $ETH($28.36M) at an average price of $4,578.https://t.co/4hfCWymHVG pic.twitter.com/ErUyEY8SJy
過去の事例では、大幅な取引所流入の局地的ピークは価格下落に直結しており、特に今年前半は流入急増後に急落する展開が多かった。
しかし、7月18日(2,381,361ETH)や8月12日(2,335,642ETH)の流入は、下降局面ではなく上昇トレンド下で発生しており、強い買いが売り圧力を吸収している。この需給バランスが強気基調の維持要因となっている。
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大口保有者の流入、買い需要の強さを示す
総供給の0.1%以上を保有する大口ウォレットへの流入は引き続き強い。8月13日に小幅減少したが、7日間変化率は+98.71%、90日間では+255.27%と急増している。これらのウォレットは下落時の買い増しで知られる。

例えば、7月31日から8月1日にかけてETH価格が3,781ドルから3,577ドルに下落した際、大口流入は240,190ETHから687,290ETHへ急増した。
短期的な調整後も流入は月次高値を更新し続け、8月13日には725,000ETHに達し、その後も617,000ETH超で推移。資金力のある買い手がポジションを構築し続けていることを示す。
取引所流入は売却の可能性を測る一方、大口保有者流入は有力投資家の蓄積動向を示す指標となる。
価格構造は維持、強気優位
テクニカル面では、ETH価格は上昇トレンドを維持。直近の下落時も4,480ドルが強いサポートとなった。抵抗は4,785ドルで、突破すれば心理的節目の5,000ドル、さらに5,175ドルまでの上昇が視野に入る。

ブル・ベアパワーインジケーターは引き続き買い手優勢を示し、取引所流入の急増にもかかわらず売り手が主導権を握っていない。
強気シナリオを否定するには、4,480ドルを明確に割り込む終値が必要であり、加えて取引所流入の増加と30日間の大口流入減少が条件となるが、現状これらは発生していない。