【急落の真相】アーク・インベストがコインベースとサークル株を売却—仮想通貨関連株に異変か?
仮想通貨業界に衝撃が走った。アーク・インベストメント・マネジメントが主要ホールドingsであるコインベースとサークルの株式を売却開始。機関投資家の戦略転換か、それとも単なる利益確定か?
■ 機関投資家の動きに市場が反応
キャシー・ウッド率いるアークが保有株を手放すタイミングは興味深い。仮想通貨市場が調整局面に入ったとの見方も。ただし、同社は「ポートフォリオ再編の一環」とコメント。
■ プロが読む本当のメッセージ
「流動性確保の動き」(アナリスト談)との見方も。規制強化懸念が背景にあるのか、それとも単に「高値掴みを避けた賢明な判断」(某ヘッジファンドマネージャー)なのか—ウォール街の解釈は分かれる。
仮想通貨関連株の今後を占う重要なサインとなりそうだ。ついでに言えば、機関投資家の「買い」と「売り」は、我々凡人にはいつだって後からしかわからないものだが。
アーク・インベスト、仮想通貨株を売却
仮想通貨市場の継続的な変動の中、2025年6月30日、アーク・インベストは、6月27日の1250万ドルの取引に続き、約4380万ドル相当のコインベース株を売却した。

コインベースに加え、6月24日以降、ファンドは41万株以上のサークル株を売却し、1億1000万ドル以上を得た。これは、6月18日の4476万ドルと6月17日の5170万ドルの売却に続くものである。
これらの動きは、コインベース株が6月に43%上昇し、S&P 500をリードしたことを背景にしている。これはステーブルコインの成長ストーリーによるものだ。一方、サークルの株価はIPO以来、約490%上昇している。
アーク・インベストはこの強い価格上昇を利用して利益を確定しているようだ。特にJPモルガン・チェースがサークルを「アンダーウェイト」に格下げし、2026年末までに株価が80ドルに下落する可能性を予測している中でのことだ。
最新の分析で、10xリサーチは2025年を「仮想通貨株の初年度」と位置付けている。市場は2025年に仮想通貨株のパフォーマンスが119%上昇したと記録している。

しかし、アーク・インベストの売却は警告信号となるかもしれない。アークがサークルやコインベースを売却しつつ、AMD、TSMC、ShoPifyといった技術株に投資を続けていることは、より持続可能な成長セクターへの戦略的シフトを反映している。