モルガン・スタンレーの現物ビットコインETF、取引開始直後に巨額資金流入で市場震撼
モルガン・スタンレーが米大手銀行として初の自社名義現物ビットコインETFの取引を開始、市場開幕と同時に機関投資家からの巨額資金流入が発生した。この動きは、伝統的金融機関によるデジタル資産への本格的な参入が新たな段階に入ったことを示し、仮想通貨市場の制度的成熟を強く後押しするものと専門家は分析している。
最安値のBTC ETF、激戦市場に参入
MSBTの信託報酬は0.14%で、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)の0.25%を下回る。
このファンドは、過去2年で相次いで登場した10本以上の現物ビットコインETFに加わる。これらETFの合計運用資産は850億ドルを超える。
ブルームバーグETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、MSBTの初日取引高が5000万ドルに到達する可能性を予想。同氏はMSBTを過去1年のETF新規上場の上位1%に位置付けた。
Trading day is half over and $MSBT is at $27m in volume so it's def going to clear my $30m estimate. Prob end up around $50m, which is huge, Top 1% of ETF launches, only two I can recall that were in this range in past year are $BSOL, $XRPC and $DRAM (all around $60m) pic.twitter.com/RylAwtAVz9
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) April 8, 2026販売力と流動性のせめぎ合い
モルガン・スタンレーは1万6000人のウェルスマネジメント顧問を抱え、クライアント資産を9兆3000億ドル管理する。
このネットワークにより、MSBTはこれまでのビットコインETF発行体が持たなかった販売面の優位性を有する。
ノバディウス・ウェルスマネジメントのネイト・ジェラシ社長は、「ETF業界では販売力が最重要」と語り、モルガン・スタンレーのアドバイザーネットワークと最低水準の手数料の組み合わせが強力な方程式になると指摘した。
同行はまた、2026年前半にE-Tradeでの個人向け仮想通貨取引も開始予定。デジタル資産への複数ルート提供を見据える。
MSBTが、IBITの高い流動性やオプション市場での優位性を打ち破り、勢いを維持できるかどうか。ウォール街参入が競争環境を変えるかが、今後の焦点。
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