【FBI警告】仮想通貨詐欺被害が11億ドル突破―投資家保護の緊急課題浮上
FBIが2026年4月8日に発表した年次報告書で、仮想通貨関連詐欺の被害総額が11億ドルを超えたことが判明。苦情件数は前年比21%増の18万件超に急増し、平均被害額は6万2604ドルに達した。特に深刻なのは、10万ドル以上の損失を報告した投資家が1万8589人に上る点で、市場成長に伴うリスク管理の重要性が改めて浮き彫りとなった。金融庁(FSA)も同報告書を重視しており、業界全体での投資家保護対策の強化が急務となっている。
1つのグループが2025年に44億ドルの仮想通貨詐欺被害
特に、60歳以上の高齢者層が最も被害を受けた層となった。このグループは4万4555件の仮想通貨関連苦情を申し立て、損失総額は44億3000万ドルとなり、報告された仮想通貨損失全体の約39%を占めた。この数字は、2024年の約28億ドルからほぼ2倍となった。
さらに、60歳以上の層は、次に多い年齢層の2倍以上の金額を失った。比較として、50~59歳の米国人の仮想通貨損失額は21億3900万ドルだった。
仮想通貨投資詐欺は主要なサブカテゴリーとなり、6万1559件の苦情で損失額は72億2800万ドルに上った。これは苦情件数で48%増、損失額では前年に比べ25%増となった。
仮想通貨 ATMおよびキオスク詐欺も増加し、1万3460件の苦情で3億8900万ドルの損失となり、前年比58%増となった。またリカバリー詐欺はさらに14億ドルの損失を加えた。
州別では、カリフォルニア州が仮想通貨損失額20億9900万ドルで最多、続いてテキサス州が10億1600万ドル、フロリダ州が9億1450万ドルとなった。
FBIの調査結果によると、法執行措置が拡大する一方で、仮想通貨関連詐欺の規模と巧妙さが対策の進展を上回り続けている。
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