【警戒警報】ウォール街で暴落への賭け急増、下落予想強まる中で過去15年最高のショート残高を記録
ウォール街で株式市場の暴落を予想するポジションが急増し、専門家らは10%規模の大幅調整の可能性を警告している。投資家センチメントは「極度の恐怖」レベルに悪化、ラッセル3000銘柄の平均ショート残高は4.3%と過去15年で最高水準に達し、エネルギーセクターでは2008年金融危機以来の高水準のショート残高が記録された。SPDR S&P 500 ETF(SPY)のプットオプション出来高も860万枚に急増、レバレッジド型ショートETFの売買高がロングETFと同等まで拡大する異例の状況が進行中だ。
注目すべきは、この比率が昨年10月の3.0から下落したこと。当時は強気ポジションが優勢だったが、現在は2022年ベア市場や2020年パンデミック時の最安値に近づいている。当時投資家はさらなる下落への備えを強めていた。
「参考までに、2008年金融危機時のボトムではこの比率が0.4まで低下。ショートETFの出来高がロングETFを約150%上回っていた」とThe Kobeissi Letterは付け加えた。
センチメント、ショート残高、オプションでのヘッジ、ETF資金フローのいずれも極端な状況がそろうことで、逆張り的な疑問も生まれる。ここまでポジションが一方向に偏ると、過去には市場が逆方向へ急反転することもあった。
しかし、地政学的緊張やマクロ経済リスクが高まる中、今回も当てはまるとは限らない