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ビットワイズ、リスク回避戦略の一環としてユニスワップETF申請を正式提出

ビットワイズ、リスク回避戦略の一環としてユニスワップETF申請を正式提出

Published:
2026-01-28 20:18:48
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伝統的金融の壁に挑む新たな一手。ビットワイズが、分散型取引所ユニスワップを対象としたETFの設立を米国証券取引委員会(SEC)に申請した。機関投資家がDeFiに安全にアクセスするための「迂回路」を構築する動きだ。

リスクを「パッケージ化」するアプローチ

ボラティリティの高い個別のDeFiトークンではなく、ユニスワップのエコシステム全体へのエクスポージャーを提供するこの商品。申請書類は、流動性プロトコルへの参加やガバナンストークンなど、プラットフォームの多角的な価値捕捉を「ひとつの商品にパッケージ化」することを明記。いわば、荒波を避けて運河を通るような、管理された参入経路だ。

規制のグレーゾーンを突破せよ

最大のハードルは規制だ。SECはこれまで、分散性そのものを核心とする資産の上場承認に極めて慎重な姿勢を維持してきた。ビットワイズの申請は、この「非中央集権性」という概念そのものを、既存の金融商品の枠組みにどうはめ込むかという前例のない挑戦となる。成功すれば、ETHスポットETF承認以来の大きなパラダイムシフトを引き起こす可能性がある。

ウォール街の「安全第一」がDeFiを飲み込む日

皮肉なことに、金融機関が最も恐れる「リスク」と「不確実性」を原動力として成長してきたDeFiが、今、まさにそれらを排除する形で伝統金融に取り込まれようとしている。スーツを着た投資家が、自分たちのリスク管理ツールで、反体制的な金融実験の果実を収穫する——そんな時代が目前に迫っている。結局のところ、金融界で最も確実なのは、リスクを回避するふりをしながらも、常に次のフロンティアを探求するその欲望自体なのかもしれない。

ビットワイズ、デラウェア州でユニスワップETFを登録

デラウェア州の登記記録によれば、ビットワイズは「Bitwise Uniswap ETF」を2026年1月27日にファイル番号10486859で登録した。

🚨 UPDATE: Bitwise registers for a $UNI ETF in Delaware, indicating FILing may come soon. pic.twitter.com/4ObJo38PBv

— CW (@CW8900) January 28, 2026

この登記は、証券取引委員会への正式な申請前の初期段階にあたる。承認やローンチを保証するものではないが、ビットワイズがETF商品ラインナップ拡大を目指す意向を示している。

次の段階では、SECにS-1登録届出書を提出する見通し。その書類でファンドの構造、投資手法、コンプライアンス体制などを詳述する。

ユニスワップETFの登記は、リスク回避型の投資家センチメントが強まる中で行われた。この流れは仮想通貨ETFの成績にも表れている。SoSoValueのデータによれば、ビットコインETFは先週、13億3000万ドルの純流出を記録。一方、イーサリアムETFも6億1117万ドルの流出であった。

月曜日には資金流入がプラスに転じたが、その勢いはすぐに反転。1月27日にはビットコインETFが1億4737万ドルの純流出、イーサリアムETFも6353万ドルの流出となった。

一方、アルトコインETFの成績はまちまちだった。XRP ETFには916万ドルの純流入があった。さらにソラナETFにも187万ドルの新規流入が入り、選択的な投資家の関心を示した。これに対し、新たに始まったAVAX ETFは純流入ゼロが続き、ローンチ時の需要低調を浮き彫りにした。

全体として、このように資金の流れが不均一であることは、投資家がごく一部の仮想通貨ETF商品だけに資本を割り当てていることを示す。流入がある場合でも、その規模は小さく、慎重な姿勢がうかがえる。

UNI価格見通し

なお、ユニスワップETF信託の登記は、UNI価格には大きな影響を与えていない。BeInCrypto Marketsのデータによれば、本稿執筆時点でUNIは4.83ドルで取引されており、過去24時間で約4%上昇。これは市場全体の動向に沿ったもの。

ユニスワップ(UNI)の価格推移 出典: BeInCrypto Markets

UNIのセンチメント分析では興味深いパターンが浮上。分析会社Santimentによると、ユニスワップやチェーンリンクに対する否定的なコメントがアルトコインの中で特に多い。これは、価格回復の逆張り要因となり得る。

「ユニスワップとチェーンリンクはいずれも、他のアルトコインと比べて否定的なコメントが特に多い。個人投資家による売却が進むなか、$UNIと$LINKはいずれも短期的に価格反発の候補となる」 とSantimentが投稿した。

ETF登記を通じた機関投資家の関心と相まって、この構図はUNI価格の下支えとなり得る。ただし、長期的に見れば市場全体や経済動向の方が重要となる見通し。

|Square

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