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マイクロストラテジー、モルガン・スタンレーの指数案を「差別的」と強く反発

マイクロストラテジー、モルガン・スタンレーの指数案を「差別的」と強く反発

Published:
2025-12-11 04:33:57
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マイクロストラテジー、モルガンの指数案に差別的と反発

ウォール街の巨人がまた伝統的な枠組みに固執している。マイクロストラテジーが、モルガン・スタンレーが提案する新指数の構成方法を「差別的」と非難し、激しい反発を表明した。

伝統金融の「選別」ゲーム

提案の核心は、特定の企業を指数から除外するルールだ。マイクロストラテジーは、自社がその標的となっていると主張。これは単なる指数構成の議論を超え、ビットコインを大量に保有する企業に対する制度的な偏見が露わになった瞬間だ。

デジタル資産のパラダイムシフト

反発の背景には、より根本的な対立がある。一方はビットコインを単なる「投機的資産」と見なす旧来の視点。もう一方は、それを企業財務の新たな基盤と捉える未来視点。この衝突は、金融の世界観そのものが問い直されている証だ。

ウォール街のジレンマ

皮肉なことに、銀行はクライアントにビットコインETFを売りながら、自らの指数からその最大の採用企業を締め出そうとしている。顧客の資金はデジタルゴールドへ流れるが、自分たちの評価基準は変わらない――これぞまさに現代金融の二重基準だ。

結局のところ、指数とは過去を整理するツールに過ぎない。真のイノベーションは、その枠組みを壊す者たちから生まれる。マイクロストラテジーの反発は、単なる企業の抗議ではなく、時代が変わる音が聞こえ始めた合図かもしれない。

運営モデルの正当性を主張

ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は水曜日、MSCIの提案はビットコイン保有企業の事業実態を根本的に誤解しているとの声明を発表した。

マイケル・セイラー会長およびフォン・リー社長の署名入りで、同社はビットコインを準備資産として用い、信用供与や資金調達を行う事業会社であると説明した。

同社は、この運用手法は特定資産の追跡を目的としたパッシブ運用ビークルとは本質的に異なると主張した。

Strategy has submitted its response to MSCI’s consultation on digital asset treasury COMPanies. Index standards should be neutral, consistent, and reflective of global market evolution. Read our letter and share your support: https://t.co/QVmKAkwRCP

— Strategy (@Strategy) December 10, 2025

「MSCIには本提案を拒否するよう強く求める。本提案はデジタル資産を誤って広範に分類し、イノベーションを阻害し、MSCI指数の信用にも傷をつけ、国家的な方針とも矛盾する、恣意的かつ非現実的な条件を課すものだ」と述べた。

ストラテジーはまた、提案された「デジタル資産50%基準」は差別的だとも指摘した。このルールが自社だけを標的とし、石油や不動産など同様に特定資産に集中した他分野には適用されないと主張した。

審議でビットコイン保有資産にリスク

この問題は10月、MSCIがデジタル資産トレジャリー(DAT)を指数の分類方法にどう位置付けるかの諮問手続きを開始したことから始まった。50%基準案でストラテジーや他のビットコイン重視企業が即座に見直し対象となった。

Response to MSCI Index Matter

Strategy is not a fund, not a trust, and not a holding company. We’re a publicly traded operating company with a $500 million software business and a unique treasury strategy that uses Bitcoin as productive capital.

This year alone, we’ve completed…

— Michael Saylor (@saylor) November 21, 2025

11月にJPモルガンが分析したところ、MSCIがストラテジーだけを除外した場合に最大約280億ドル、その他企業にも同様の措置が及んだ場合は総額で最大800億〜900億ドルの強制売却圧力が生じる恐れがあるとされた。

こうした見通しを受け、ビットコイントレジャリー企業を指数体系の中でどう分類すべきかという問題が改めて注目されている。

ストラテジーにとって、この問題は指数構成銘柄資格の枠を超える意味を持つ。

除外されれば流動性が低下し、調達コストも上昇する。ビットコインへの間接投資経路として企業トレジャリーの役割も狭められる恐れがある。

投資家にとっても、ビットコイン投資は規制されたETFの枠内で担うべきか、デジタル資産をバランスシートに持つ上場企業を通じて行うべきかという構造的な課題を改めて突き付けた。

MSCIのパブリックコンサルテーションは12月31日まで継続予定であり、インデックス提供会社の最終判断に市場関係者が注目している。

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