フランス、バイナンスの暗号資産取引サービス運営を承認

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フランス、バイナンスの暗号資産取引サービス運営を承認

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フランスの金融規制当局は4日、世界大手暗号資産取引所のバイナンス（Binance）に、暗号資産（仮想通貨）サービスプロバイダライセンスを付与した。

 

フランスの金融市場規制機関である「Autorité des Marchés Financiers (AMF)」によると、バイナンスは現在フランスで暗号資産取引プラットフォームを運営することができ、暗号資産の保管、ユーザーによる暗号資産の売買、暗号資産同士の交換を促進することができる。

 

この動きは、バイナンスのヨーロッパ全域での拡大に新たなステップを加えるもので、特にバイナンスのCEOであるChangpeng Zhao氏が2022年のパリブロックチェーンウィークサミットで「ヨーロッパにおけるこの業界のリーダーになるためにユニークな位置にある」と呼んだフランスに定着させることを目的としている。同氏はバイナンスはすでに50人の従業員がフランスで働いていると付け加えた。

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先月、バイナンスは、元AMF副顧問のStéphanie Cabossioras氏をバイナンスの社員として引き抜いたことに加え、パリに本社を置くスタートアップインキュベーターの「Station F」に1億ユーロ（140億円相当）を投資した。