イスラエル・イラン緊張激化で原油価格上昇
ブレント原油先物は34セント(0.5%)上昇し、3:40 UTC時点で1バレル73.57ドルとなった。米国産WTI原油も29セント(0.4%)上昇し、72.06ドルに達した。ロイター通信によると、両指標はセッション中に2%以上の上昇を記録していた。
月曜日には、イランが戦闘終結を望んでいるとの報道を受け、原油価格は1%以上下落した。
しかし、トランプ米大統領がテヘラン在住者全員に退去を促し、イラン政府が核開発制限合意を拒否したと非難したことで懸念が再燃した。
「全員がテヘランから退避すべきだ」とトランプ氏はTruth Socialに投稿し、警告をイランの核制限拒否と結びつけた。
カナダで開催されたG7サミットでは、首脳陣が双方に冷静さを求めた。イランを地域不安定化の要因とし、核兵器取得を許さず、イスラエルの自衛権を支持すると表明。マクロン仏大統領は米国が停戦案を提示するよう提案したが、トランプ氏は別のTruth Social投稿でこれを否定。「間違い!...停戦とは全く関係ない。それよりはるかに重大だ」と述べた。
火曜日で戦争が5日目に入ると、イラン系メディアはテヘランでの爆発と激しい防空活動を報じた。イスラエルでは、イランによるミサイル発射に対応しテルアビブで空襲警報が鳴り響いた。
トレーダー、イラン・イスラエル緊張に注目
PhillIP Novaの上級市場アナリスト、Priyanka Sachdeva氏はロイターに「紛争が投資家心理に影響を与え、戦争リスクを意識している」とメールで述べた。また「FRB政策決定前の変動性増大と慎重姿勢が、原油価格のより急速な反応を招いている」と指摘した。
金利政策を決定する米連邦公開市場委員会(FOMC)会合が火曜日開始。水曜日に市場が注目する利上げ判断で終了する予定だ。
イランはOPEC第3位の産油国。紛争で生産が減少し価格上昇を招く可能性が懸念されている。OPECは供給ショックが世界的影響を与え得ると警告した。
月曜日夜、米メディアはトランプ氏がイランとの新たな核協議を提案していると報じた。同時に、オマーン湾での船舶事故報道が、同地域を通過する石油・燃料輸送のリスクを浮き彫りにした。
翻訳者: ShadowHunt0r