2025年:イーサリアム(ETH)高額投資家2名が下落相場で大規模買い付けを実施
最近の市場下落の中、2人のイーサリアム「ホエール」(大規模保有者)が注目すべき買い付けを行っています。8月3日時点で、これらの投資家は合計約4億ドル相当のETHを購入。特に、Galaxy DigitalのOTC市場からの大規模取引や、平均購入価格3,530ドルでの30,755ETHの取得などが市場関係者の間で話題となっています。
イーサリアムホエールが下落相場で買い増し
ブロックチェーン分析プラットフォームLookonchainのデータによると、過去3日間で特定のアドレス(0xdf0...EF3)が3億ドル相当のETHをGalaxy DigitalのOTC市場から購入。現在の評価額は2.74億ドルで、約8.7%の含み損を抱えている状況です。
別のホエールとして知られるSharpLINKも、過去2日間で1億857万USDCを投じ30,755ETH(約5,390万ドル)を購入。平均購入価格は3,530ドルでした。これにより、SharpLINKのETH総保有量は480,031ETH(約16.5億ドル)に達しています。
なぜ今、ホエールは買い増しているのか?
市場アナリストは、いくつかの要因が重なっていると指摘します。まず、7月に予想されていたETF承認が延期された影響で価格が下落したこと。また、3,900ドル近辺での強い抵抗線が意識されていたことも背景にあります。
BTCCのリサーチチームによると、「ホエールの動きは常に市場の先行指標として注目されます。今回の買い付けは、短期的な調整局面を終え、再び上昇トレンドに入るとの見方を示している可能性があります」と分析しています。
イーサリアムの現在の市場状況
CoinMarketCapのデータでは、執筆時点でETHは3,477ドルで取引されています。過去1週間で約7%の下落を記録しましたが、ホエールの買い付けが伝えられた後、小幅ながら反発の動きも見せています。
ある匿名アナリストは「931,000ETH相当の先物ポジションが清算された後、約6万ドル分のロングポジションが新たに建てられた」とツイートし、機関投資家の関心が依然高いことを示唆しました。
※本記事は投資アドバイスではありません。市場データは2025年8月3日時点のものです。
イーサリアム(ETH)に関するQ&A
ホエールとは何ですか?
仮想通貨市場で「ホエール」とは、特定の通貨を大量に保有する個人または機関投資家を指します。一般的に、イーサリアムでは10万ETH以上を保有するアドレスがホエールとみなされます。
OTC取引とはどのようなものですか?
OTC(Over-The-Counter)取引は、取引所を介さずに当事者間で直接行われる大規模な取引を指します。価格交渉が可能で、市場価格に大きな影響を与えずに大量の通貨を取得できる利点があります。
今回の買い付けはETH価格にどのような影響を与えますか?
短期的には流動性を吸収することで下落圧力を緩和する効果が期待されます。ただし、ホエールの動向だけでなく、マクロ経済状況や規制動向など他の要因も総合的に判断する必要があります。