ユニコインがダイヤモンドレイクの過半数株式を取得、アルトコイン財務戦略を開始へ
仮想通貨企業ユニコインは、デジタル資産に特化した企業ダイヤモンドレイクミネラルズの51%株式を取得することで合意し、戦略的なブランド刷新とアルトコイン財務戦略への移行の舞台を整えた。
月曜日に発表された本取引により、ダイヤモンドレイクミネラルズはDiamondLakeに社名変更され、仮想通貨財務事業の構築に注力することとなる。この取り組みはマイクロストラテジーのビットコイン(BTC)重視の企業財務戦略に触発されたものだが、BTCの代わりに新興アルトコインを採用する。
ダイヤモンドレイクミネラルズの株価は直近3.96ドルで取引されており、本取引の価値は7000万ドルを超える可能性がある。買収は標準的な条件を前提に20日以内に完了する見込み。
ユニコインCEOアレックス・コナニキン氏は、この動きを仮想通貨の未来への賭けと位置付けた。同氏は、米国上院で最近可決された「GENIUS法」(安定コイン規制枠組み法)のような立法の変化が、アルトコインの潜在能力を解き放つ触媒となり得ると指摘。
「ビットコインで達成されたのと同じ結果が、アルトコイン分野ではコストを大幅に抑えて再現可能だと確信している」とコナニキン氏は述べた。
DiamondLakeのCEOブライアン・J・エスポジト氏は本取引を「歴史的」と評し、同社が長年抱いてきた「トークン化を公開市場投資戦略の核心に据える」という野望を強調した。
新生DiamondLakeは現実世界の資産のトークン化と、一般投資家へのアクセス提供に注力する。
今回の買収は、米証券取引委員会(SEC)がユニコインとコナニキン氏を含む3人の幹部を「大規模な証券詐欺」で訴えた約1カ月後に行われる。SECは同社が不動産評価を水増しし、900万%の利益といった非現実的なリターンを積極的なマーケティングで宣伝したと主張している。
コナニキン氏はこれらの指控を「明らかな虚偽」として退け、SECがコインベースやクラーケン、ユニスワップに対する案件を却下した後も暗号企業を標的にし続けていると示唆した。4月には和解協議案を「受け入れがたい」として拒否し、株主への書簡でSECの調査が「数十億ドル規模の損害」を与えていると非難している。
翻訳:NeonGhoSTX