リップルプライムとEDX Marketの統合発表:決済の主役はXRPではなくRLUSD、機関投資家向けのドル連動戦略鮮明に
リップルプライム(Ripple Prime、旧Hidden Road)は2026年5月21日、仮想通貨プラットフォームEDX Marketsとの統合を正式に発表した。しかし本提携で最も注目すべきは、決済・証拠金資産として採用されたのがXRPではなく、ドル連動型ステーブルコイン「Ripple USD(RLUSD)」である点だ。EDXの出資者にはシタデル証券やフィデリティ・インベストメンツといった保守的な大手金融機関が名を連ねており、これらの機関にとって価格変動の少ないドル連動資産こそが唯一許容可能な標準とされている。CEOのマイケル・ヒギンズ氏は「顧客はより多くの取引所を管理することを望まず、よりスマートなインフラを求めている」と述べ、本統合によりスポット市場とパーペチュアル先物へのシームレスなアクセスを実現する統合フレームワークが提供されると強調した。結果として、ボラティリティの高いXRPはマーケティングの表舞台から姿を消し、ウォール街向けに設計されたRLUSDが前面に立つ形となった。リップルは今後も規制当局に対してRLUSDというドルレイヤーを戦略的に打ち出し、XRPはシステム内部の送金基盤としての役割に徹する方針を鮮明にしている。
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