ETHオープンインタレストが過去最高値を更新、さらなる上昇トレンドへ
イーサリアムのオープンインタレストが史上最高値に到達—市場はさらなる上昇を期待している。
機関投資家の参入が加速
伝統的な金融機関がこぞってポジションを積み上げる—彼らがようやくブロックチェーン技術の真価に気づいたのか、それとも単にFOMOに駆られているだけなのか。
デリバティブ市場が示す強気シグナル
先物とオプションの未平倉残高の急増は、プロフェッショナルトレーダーたちが大きな動きを予想している証拠だ。過去のデータが示すように、このような状況はしばしば大幅な価格変動の前兆となる。
流動性の深みが市場を安定化
オープンインタレストの拡大は市場の成熟度を示し、機関グレードのインフラが整いつつあることを物語る—ようやく仮想通貨市場が大人の階段を登り始めたと言えるだろう。
伝統金融アナリストたちは相変わらず懐疑的だが、彼らがビットコインを「一時的なブーム」と断じていた頃を我々はよく覚えている。
BTCとETHの未決済建玉が非常に接近
オンチェーン分析企業Glassnodeは水曜日に「A Derivatives-Led Market」という週次レポートを発表した。レポートでは、ビットコイン価格が過去最高値更新後に調整局面を迎えた一方で、市場全体の方向性は仮想通貨デリバティブ市場に主導されていると指摘している。
修正局面にもかかわらず、Glassnodeは投資家が依然として強気な見方を維持しているとし、その証左としてETHのオープンインタレストの比率上昇を挙げた。ETHは仮想通貨市場の「指標資産」としての存在感を強めている。
木曜午前(UTC)時点のスポット市場シェアは、ビットコインが59.42%、イーサリアムが13.62%と約4倍の差がある。一方で、未決済建玉(オープンインタレスト)ではBTCが56.7%、ETHが43.3%と拮抗しており、レバレッジをかけた投資家がETHに強い関心を寄せていることがうかがえる。
取引量のデータでは、この傾向はさらに鮮明だ。ETHの永久先物取引量シェアは過去最高の67%に達している。
Glassnodeは、これらの動向が投資家のアルトコインセクターへの積極姿勢を示しており、リスク許容度の高まりを反映していると分析した。
では、ETH価格はさらに上昇し、「アルトコインシーズン」到来の足掛かりとなるのだろうか。鍵を握るのは米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策である。
直近の仮想通貨相場調整の背景には、米国インフレ再燃によるFRBの利下げ見通し不透明感がある。金曜のジャクソンホール会議でジェローム・パウエルFRB議長が利下げ示唆を行えば、ETHはBTCを上回るスピードで上昇するとの見方も出ている。