【速報】大阪取引所が仮想通貨デリバティブ上場へ本格検討―金融庁の規制動向がカギに
日本の金融市場がついに仮想通貨デリバティブ時代に突入か? 大阪取引所が先物・オプション取引の導入を真剣検討していることが判明。
■ 規制の壁越えられるか
金融庁が握る仮想通貨規制の行方次第では、2026年度中の市場開設も現実味を帯びてきた。伝統的金融機関が「危険すぎる」と眉をひそめる中、大阪がアジアの暗号金融ハブを目指す野心的な動きだ。
■ 機関投資家が虎視眈々
ヘッジファンドや証券会社が「ようやく」と待ちわびた商品群。流動性リスクを嫌ってこれまで傍観していた大手機関が、いよいよ参入する可能性が高まっている。
【フィナンシャル・ジョーク】伝統的取引所が暗号市場に参入するのは、タクシー会社がUberに対抗して自社アプリを作るようなもの――遅すぎた参入が逆に市場を活性化させる皮肉な展開になりそうだ。
米国ではETFや規制整備が進展
こうした動きの背景には、海外での規制整備の加速がある。米国ではすでにビットコイン先物や上場投資信託(ETF)などが上場しており、トランプ大統領が仮想通貨に対して前向きな姿勢を示す中で、投資家の関心も一段と高まっている。
7月18日には、米ドルと価値が連動するステーブルコインに関する包括的な規制法「ジーニアス法」が成立。法整備により、仮想通貨の普及促進に向けた環境整備が進んでいる。
金融庁、規制見直しと税制改革の可能性
日本国内でも、金融庁が仮想通貨の制度の見直しに着手していることは既報の通り。現在は、金融審議会の下にワーキンググループを設置し、金融商品取引法(金商法)への位置付けも視野に議論が進められている。
仮に仮想通貨が金商法の枠組みに組み込まれれば、現状では最大55%に達する課税率が、株式などと同様に一律20%へと引き下げられる可能性が高まっている。
ETF上場も検討範囲に
横山氏は、仮想通貨に関連するETF(上場投資信託)についても、将来的な導入可能性を模索していく方針を示している。大阪取引所は主にデリバティブを取り扱うため、ETFが実現すれば東京証券取引所への上場となる見込みだ。
JPXの山道裕己CEO(最高経営責任者)も、3月の定例会見で「時代が求める新たなアセットクラスへの進出」の一環として、仮想通貨分野を中期経営計画に含める方針を明らかにしていた。