新テラ(LUNA)、最高値から暴落、投資家から疑問視し続ける

2022/06/09著者:

新テラ(LUNA)、最高値から暴落、投資家から疑問視し続ける

新テラ(LUNA)、最高値から暴落


新トークンテラ(LUNA)は、取引初日に急騰した後、一貫して下落している。ローンチから11日間が経過した現在、テラ(LUNA)のエアドロップを受け取りトークンを保有することを選んだ人々にとって、これまでの道のりは良いものではなかったようだ。業界観測筋は、このテラを復活させる試みがうまくいくのか疑問視し続けている。

 

この新トークンを取引可能にした最初の大手取引所の1つである暗号資産取引所バイビットのデータによると、テラ(LUNA)は5月28日に1LUNA=0.5ドルでローンチした。その後、最初の1時間で30ドルの最高値まですぐに上昇した。この最初の急騰後は3.5ドルの安値まで暴落し、多くの取引所で5.5ドル付近で安定した。

 

UTC(協定世界時)8日13時30分時点で、テラ(LUNA)は3.48ドルで取引されており、ローンチ後に推移していた5.5ドルから約35%下落している。ローンチ日の高値である30ドルからは88%も下落した。5月下旬の最初の盛り上がりからのこの暴落で、一部のユーザーはテラ創業者ドー・クォン氏による「2度目のラグプル(持ち逃げ)」ではないかと、この新トークンの意図を疑問視している。

 

同氏が自身のツイッターアカウントを非公開にし、既存のフォロワーしか同氏のツイートを見れなくなる中、これらのコメントが投稿された。同氏は、元々のテラ・チェーンが破綻してからオンライン上でかなりの批判を浴びており、恨みを持った投資家の少なくとも1人が韓国のクォン氏の自宅に行ったとさえ報じられている。

 

一方、旧テラ・ブロックチェーン(現在はテラ・クラシック)上でまだ存在しているルナクラシック(LUNC)も、ここ数日下落している。記事執筆時点で、LUNCは1LUNC=0.00006028ドルで取引され、過去24時間だけでも16%、過去7日間では50%近く下落している。

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