パキスタン、未使用電力をビットコインとAIインフラに転換
パキスタンは、日常的に利用されていない電力に予期せぬ活用方法を見出した。それは数千台のビットコイン採掘装置とAIサーバーへの電力供給である。
当局によると、約2ギガワット(同国の発電容量の約7分の1)が頻繁に遊休状態となっており、特に需要が12ギガワットを下回る冬の寒い夜などに顕著だという。
使用率の低い発電所を待機状態に保つために「容量料金」として数百万ドルを支払う代わりに、政府はこの余剰電力をアルゴリズム処理に充てることを計画している。
今年導入されるプログラムでは、老朽化した火力発電所を改装し、暗号通貨採掘施設や人工知能ワークロードに特化したデータセンターとして再利用する。
この構想は、無駄な電子を輸出可能な計算能力とデジタル資産に変え、国庫に新たな収入源をもたらす。
長期的には、太陽光発電、風力発電、水力発電をこのプロジェクトに組み込み、パキスタンの新興デジタル経済に低炭素エネルギーを供給する方針だ。
成功すれば、この取り組みは送電網の非効率性を削減し、電力会社の財政負担を軽減するとともに、ブロックチェーンとAI革新をめぐる急速な競争に同国を参入させる可能性がある。

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