テスラ、インド市場に本格参入へ ムンバイに初の直営店オープン、8月から中国製モデルY販売開始か
イーロン・マスク率いる米電気自動車メーカー・テスラが、7月15日にインド・ムンバイで初の直営店「テスラ・エクスペリエンス・センター」をオープンし、世界第3位の自動車市場であるインドへの本格的な進出を開始する。さらに7月末にはデリーにも2店舗目を開設予定で、8月からは中国上海工場で生産されたモデルYの販売を開始するとの観測も浮上している。

テスラのインド戦略がついに始動
テスラは7月15日、ムンバイのバンドラ・クラ・コンプレックス内にあるメイカーズ・マキシティ・モールで約1時間30分のオープニングセレモニーを開催予定だ。この「テスラ・エクスペリエンス・センター」では同社の車両が展示され、インド顧客向けの直接販売も開始されるとみられている。
中国製モデルYのインド投入計画
ブルームバーグによると、テスラは早ければ8月末からインド市場で車両の販売を開始する見込みだ。特に注目されているのは、中国工場から出荷されたモデルY(後輪駆動SUV)で、すでにムンバイに到着しているとの情報もある。当面は中国やドイツの既存工場で生産した完成車を輸入して販売する方針とみられる。
インド政府との駆け引き続く
インド政府はテスラに現地工場の建設を要請しているが、同社はまだ具体的な生産計画を明らかにしていない。現地メディアによれば、インド重工業省のクマラスワミ大臣は6月、「テスラはインド国内での製造に関心がない」と発言しており、現地生産の実現にはまだ時間がかかりそうだ。
高い関税が参入障壁に
インドは輸入電気自動車に約70%の高率関税を課しており、これがテスラにとって大きな課題となっている。政府は現地工場の建設と5億ドルの投資を条件に、関税を15%に引き下げるインセンティブを提供しているが、テスラの対応が注目される。
激化するインドEV市場の競争
テスラはインド市場で中国のBYDや地場企業のタタ・モーターズとの競争を余儀なくされる見通しだ。インドのEV市場はまだ発展途上だが、政府の積極的な支援政策もあり、今後の成長が期待されている。
マスクCEOのインド戦略
4月にはイーーロン・マスクCEOがモディ首相と会談し、技術・イノベーション分野での協力を協議した。またテスラのCFOは「インド進出のタイミングを慎重に検討している」と述べており、今後の展開に注目が集まっている。
今後の展開予想
専門家によれば、テスラがインド市場で成功するためには、最終的には現地生産が必要不可欠だと指摘されている。高級EVブランドとしてのポジショニングと、インド市場の価格感覚のバランスをどう取るかが今後の焦点となりそうだ。
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テスラはいつインドに初の直営店をオープンするのですか?
テスラは2023年7月15日にインド・ムンバイで初の直営店「テスラ・エクスペリエンス・センター」をオープンする予定です。
テスラはインドでどのモデルを最初に販売する予定ですか?
中国上海工場で生産されたモデルY(後輪駆動SUV)を8月から販売開始するという観測が出ています。
インド政府はテスラにどのような条件を提示していますか?
現地工場の建設と5億ドルの投資を条件に、輸入関税を70%から15%に引き下げるインセンンティブを提供しています。