マイケル・セイラー氏、マイクロストラテジーによるさらなるビットコイン購入をほのめかす
6月22日、X(旧Twitter)に投稿したチャートでセイラー氏はビットコインのパフォーマンスを示し、「このオレンジ(ビットコイン)を止めるものはない」とコメントした。
セイラー氏、ビットコインが20年で2100万ドルに達すると予測
このソーシャルメディア投稿は、同氏が米証券取引委員会(SEC)に追加のビットコイン購入を申請する直前に発信する「暗号的なシグナル」のパターンに沿っている。
過去数週間、マイクロストラテジーは戦略的な買い増しによりビットコイン保有量を急拡大させた。

これにより同社のビットコイン保有量は約59万2100BTC(時価総額600億ドル超)に達した。これはビットコインの総供給量の約2.8%を占め、世界最大の企業保有量となっている。
一方、セイラー氏のビットコインへの確信は揺るぎない。同氏は最近、主要仮想通貨が今後21年で2100万ドルに達する可能性があると予測した。
「21年で2100万ドル」とセイラー氏はXで述べた。
こうした強気姿勢に対し、批判の声も上がっている。
エンロン株の空売りで知られる著名投資家ジム・チャノス氏は、同社の債務利用に関するセイラー氏の主張に公開で異議を唱えた。
オンラインで共有された動画でセイラー氏は、同社の債務が「転換可能」「無担保」「リコースなし」であると戦略を弁護。ビットコイン価値が90%下落しても返済義務に影響ないと示唆した。
マイケル・セイラー氏は「これは単なる債務ではなく転換社債だ。ビットコインが10万ドルから1000ドルに下落しても、債務は請求されず、リコースもない」と述べた。
— Documenting Saylor (@saylordocs) 2025年6月19日しかしチャノス氏は、転換が行われない場合の責任を強く指摘。「転換社債が満期までに株式転換されない場合、当然マイクロストラテジーに責任が生じる。彼がこれを知らないはずがない」と反論した。
この批判は、セイラー氏が同社の債務ポジションの安全性を過大評価している可能性を示唆している。
チャノス氏の見解は、同氏のファンドがビットコイン自体には強気ながらマイクロストラテジー株を空売りする異例のポジションを取っていることと符合する。
この二面的なポジションは、一部投資家の間で「ビットコインは成長するが、セイラー氏の攻撃的な企業戦略には潜在リスクがある」という見方が広がっていることを反映している。
翻訳: Ph4nt0m