台湾NFT市場Lootexが4月4日にプラットフォーム閉鎖を発表:市場の激変に抗えず、ユーザー資産は完全に安全
台湾を拠点とするNFTマーケットプレイス「Lootex」が、2026年4月4日をもってサービスを終了すると発表しました。同社は「市場環境の劇的な変化に対応できなかった」と説明しつつも、ユーザーの資産安全性を最優先に閉鎖プロセスを進めると約束しています。2018年に設立されたLootexは、Ready Player OneなどのIPコラボレーションで知られ、東アジア圏で約50のブロックチェーンゲームと提携、290万点以上のNFT取引を処理してきた主要プレイヤーでした。
なぜLootexは閉鎖に至ったのか?
Lootexチームは公式声明で「NFT市場の構造的な変化」を主な理由として挙げています。実際、2026年現在、NFT市場全体の出来高は前年比で約70%減少しており、特にゲーム関連NFTの需要低下が顕著です。CoinMarketCapデータによると、主要NFTトークンの時価総額は2025年のピーク時から85%以上下落しています。
ユーザー資産の安全性は?
Lootexは「Non-custodial(非保管型)」ウォレットを採用しており、ユーザー資産は常に個人ウォレットで管理されていました。このため、プラットフォーム閉鎖後もEthereum、Polygon、BNB Chainなど8つのブロックチェーン上の資産は影響を受けません。資産移管が必要な場合は、OpenSeaやMagic Edenなどの代替プラットフォームを利用できます。
今後のスケジュール
3月27日まで:新規NFTリストングとミントングサービス終了
3月31日:すべての取引機能停止
4月4日:プラットフォーム完全閉鎖
なお、DAOプロジェクト「Lootex DAO」とネイティブトークン「$LOOT」は引き続き運用されます。
NFT市場の現状
Animoca BrandsのYat Siu氏は「NFT市場は淘汰期に入った」と指摘しています。実際、2026年に入ってからだけで、中小規模のNFTプラットフォーム10社以上が閉鎖を発表。Logan Paul氏のNFTプロジェクトが800ETH(約165万ドル)の損失を出した事例など、有名人関連NFTの暴落も相次いでいます。
ユーザーが取るべき行動
Revoke.cashを使用してLootexとのウォレット接続権限を解除することが推奨されています。また、Gate取引所で$LOOTトークンを保有している場合、速やかに他のウォレットへ移す必要があります。BTCCアナリストは「分散型金融(DeFi)の原則に則り、常に自己管理を心がけるべき」とアドバイスしています。