ビットコイン、11.1万〜11.2万ドルが抵抗線、10.86万ドルが重要支持線に
ビットコインは狭いレンジからの脱却に苦戦しており、オンチェーンと市場データはモメンタムが中立から弱気圏内に後退していることを示している。
Axel Adler氏が週次コメントで強調したCryptoQuantのデータによれば、11万5000ドル以上での維持に失敗した後、需要の減退と買い手のフォロー不足が指摘されている。
暗号通貨の方向感の欠如は、歴史的にマイナスリターンと関連する9月が終わりに近づく中で生じている。

アナリストが支持線と抵抗線を注視
ビットコインは過去1週間、ローカル高値11万5400ドルから安値10万8600ドルで取引された後、狭い10万8800〜10万9800ドルのバンドに落ち着いた。高値圏への回復試みは、下降する高値で一貫した売りに直面している。
CryptoQuantのデータは、当面の抵抗線が11万1000〜11万2000ドル付近にあることを示唆している。
このバンドを決定的に上回れば強気のモメンタムが回復し、11万4000〜11万5400ドルの再テストが可能となる。対照的に、10万8600ドルを割り込めば、より強固な支持域である10万6000〜10万5000ドルへ損失が加速する可能性がある。
「下降高値の構造は未だ破られていない」とAdler氏は指摘し、10万8600ドル以上の基盤が中立維持に重要であると強調した。この基盤が急速な回復なく失われれば、調整が深まる可能性がある。

モメンタム指標がマイナス転換
CryptoQuantの30日モメンタム指数は週末時点で-2%前後となり、期間初めの+1%から低下、3パーセントポイントのスイングを記録した。
モメンタムは週を通じて-6%から+1%の範囲で推移し、7セッションのうちゼロ以上を記録したのは2セッションのみで、これは持続的なトレンド強度を確認するには不十分だった。
11万4000〜11万5000ドルの支持線喪失はこの下降傾向と一致し、冷却化と利益確定が市場行動を支配しているというシグナルを強化している。
「強気転換には11万2000ドル以上の回復と数日間の0%超維持が必要」とAdler氏は記した。それがなければ、10万8600ドル以下の再テストを含む中立〜弱気シナリオがベースケースとなる。
来週・四半期の注目ポイント
ビットコインの最近の価格軌跡は、決定的に強気ではないが、崩壊もしていない市場を示している。そのモメンタムは中立からやや弱気のまま維持されており、次の方向性は買い手と売り手にかかっている。
基盤が維持され需要指標が回復すれば、BTCは新たな上昇を見せる可能性がある。しかし、それができなければ、より長期の横ばいや一段深い押し目に陥る可能性がある。
Adler氏は来週の見通しにおいて、市場状況は中立が継続し、参加者は保有を維持すべきであると示唆した(投資アドバイスではない)。
翻訳:NEOnGhostX