国内上場企業AIストーム、株主優待にビットコイン採用──資産価値向上へ新たな一手
【東証スタンダード上場のAIストーム(3719、旧ジェクシード)は19日、2026年の株主優待としてビットコイン(BTC)の申込受付を開始したと発表した。デジタル資産の戦略的活用を示すこの動きは、株主還元の革新として注目を集める。受取窓口には国内仮想通貨交換業者のOKJ(OKCoin Japan)が採用され、専用フォームから簡単に申し込める形式だ。配布は10月下旬を予定しており、仮想通貨の普及が企業戦略に新たな風を吹き込んでいる。】
300株以上で500円相当のBTC、QUOカードとの選択制
今回の株主優待は、従来のQUOカード(500円分)に加え、500円相当のビットコイン
BTCを新たな選択肢として追加するものだ。対象は所定の基準日時点で300株以上を保有する株主で、ビットコインの受け取りにはOKJでの口座開設と本人確認が必要となる。長期保有期間に応じた増額を検討中としているが、詳細は後日公表される予定だ。
同社はビットコインを株主優待に選んだ理由について、「AIとビットコインはいずれも既存の中央集権的な仕組みをデジタルで再設計する技術」であり、AI事業を核とする同社にとってデジタル資産を株主還元に組み込むことは自然な選択だったと説明している。
AIストームはAIアドバイザリー、AI&モルタル、AIニュービジネスの3事業を成長エンジンとし、AIインフラ・データセンター事業やAIエージェント領域への拡大を進めている。時価総額500億円の達成を目標に掲げており、今回のビットコイン優待もその成長戦略の一環と位置づけている。
国内上場企業がビットコインを株主優待として提供する事例はまだ少なく、今後の長期保有優遇制度の詳細や他社への波及効果が注目される。
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