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シティグループが仮想通貨新法を機にカストディサービス参入—金融巨人の仮想通貨本格化

シティグループが仮想通貨新法を機にカストディサービス参入—金融巨人の仮想通貨本格化

Author:
IcobenchJP
Published:
2025-08-15 01:53:31
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シティグループ、仮想通貨新法受けカストディサービス展開へ

ウォール街の重鎮がついに本腰を入れる。シティグループが日本の仮想通貨新法を追い風に、機関投資家向けカストディサービスを展開すると発表。金融規制のグレーゾーンが消える中、伝統金融勢力の仮想通貨市場本格参入が加速する。

■ 銀行系カストディが変えるゲームのルール

FSAの新規制下で「ガチホールド」需要が急増。シティのインフラを活用した機関向けソリューションは、暗号市場の流動性を一気に深化させる可能性を秘める—もっとも、彼らが本当に興味があるのは顧客の資産ではなく、そこから生まれる手数料収入だろうが。

■ 2025年:伝統金融とDeFiの衝突元年

暗号業界は複雑な表情を浮かべる。規制準拠が進む一方で、中央集権型サービスへの依存度が再び高まるジレンマ。シティの参入は市場成熟を後押しするが、サトシの描いた分散型ビジョンからはまた一歩遠ざかる結果に。

新法が後押しする機関参入

GENIUS法の制定は、長らく課題とされてきた規制不透明性を解消し、ステーブルコインの保管業務におけるオペレーション上のリスクを低減した。

法律は発行体に対し、現金や短期米国債などの高品質資産を裏付け資産として保有することを求め、準備資産の質や所在地に関する連邦基準を設定した。

加えて、これまで銀行の仮想通貨事業参入を阻んでいたオペレーション・チョークポイント2.0政策の終了も、シティグループの参入を容易にした要因とされる。

今回の動きは、大手資産運用会社ブラックロックの現物ビットコインETF(IBIT)など、急拡大する規制適合型の仮想通貨商品市場に対応する意図もある。

同社のビスワルプ・チャタジー氏はロイターの取材に対し、コンプライアンスと準備資産の安全確保、伝統的金融システムとの統合を重視していると述べた。

国際決済とETF保管への拡張

シティグループは既存の国際インフラを活用し、ニューヨーク、ロンドン、香港間で24時間稼働するブロックチェーンベースのトークン化米ドル送金ネットワークを拡充する計画だ。

このプラットフォームはステーブルコインから法定通貨への即時交換も可能とし、国境を越えた即時決済を実現する。

また、同社は仮想通貨ETFに組み込まれる資産の保管にも参入し、マルチシグウォレットやコールドストレージ、リアルタイム脅威監視といった業界水準を超えるセキュリティ対策を導入する。

保管前に全ての裏付け資産を検証し、特に現物ビットコインETFなど価格変動が大きい商品についてはカウンターパーティーリスクを最小限に抑える構えだ。

伝統金融とブロックチェーンの融合

シティグループは自社が直接仮想通貨を保有することは避け、規制下の裏付け資産に限ってサービスを提供する方針だ。

これはフィンテック系カストディアンとは一線を画す戦略であり、安定性を重視する機関の需要に合致する。

同社の参入は、2030年までに年間15兆ドル規模に達すると予測される機関向けステーブルコイン決済市場を見据えた動きでもある。

今回の決定は、JPモルガンやバンク・オブ・アメリカなど大手金融機関が相次いでブロックチェーン関連サービスを強化する流れに沿ったものだ。

ステーブルコインを国際貿易や送金において実用段階へと押し上げる重要な一歩となる。

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