マイケル・セイラー氏、MSTR株売却で30億円相当のビットコイン3,081BTCを追加取得——詳細
主要なポイント
ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は3億5700万ドル相当のビットコイン追加購入のためにMSTR普通株を3億1000万ドル以上売却。過去数日間で同株はBTCの2倍の下落率を記録。
マイケル・セイラー氏は、ストラテジーが3,081ビットコイン[BTC](約3億5700万ドル相当)を追加取得したことを発表。
今回の取得により、同社の保有量は632,457BTCに増加し、BTC総供給量の3%を正式に突破。興味深いことに、8月上旬にセイラー氏は同社がBTC供給量の3-7%を目標にできる可能性を示唆していた。
さらに注目すべきは、今回の資金調達の大部分がMSTR普通株の売却によって賄われた点。
SECへの提出書類によれば、ストラテジーは過去7日間に875,301株のMSTR株式(3億1000万ドル相当)を売却。

出典:SEC
MSTRの希薄化か、それとも「戦略的」取得か
BTC購入におけるMSTRの利用は、セイラー氏の新しいATM(アット・ザ・マーケット)指針と一致しており注目に値する。
彼は最近、プレミアム(mNAV)が2.5倍を下回った場合でも新しいBTC入札にMSTRを利用するよう指示しており、これが株式希薄化への批判を招いていた。
それでも、一部アナリストはこれをMSTR株売却を通じたBTC追加取得への戦略的動きと見ている。
実際、著名なMSTRアナリストであるジェフ・ウォルトン氏は、MSTRが「出来高ベースで14番目に大きい公開株式」として深い流動性を有していることを挙げ、S&P500種株価指数への採用が熟していると指摘。
「$MSTRは時価総額(976億ドル)で米国106番目に大きい企業にランクイン。S&P500選定資格を39日連続で満たしています。公開株式の出来高では14位。」
ただし、MSTRがいつ指数に組み入れられるかは不明。
BTC調整でMSTRはより大きな打撃
一方、MSTRは最近のBTC調整をあまり上手く処理できなかった。
その理由は——BTCが124,000ドル超から110,000ドルへ10%以上下落したのに対し、MSTRは457ドルから325ドルへほぼ2倍の20%急落したため。

出典:MSTR対BTCパフォーマンス、TradingView
明らかに、これは驚くべきことではない。ストラテジーの巨額の保有により、MSTRは常にBTCに対する約2倍のボラティリティエクスポージャーを提供してきたからだ。
しかし、同株は2025年を通じて防御してきた重要な水準である200日単純移動平均線(SMA)を下回っていた。このため、110,000ドルを下回る追加のBTC調整はMSTR強気派を危険にさらす可能性がある。
翻訳者: CyberWolf9