ウォール街から消えつつある中国株の理由
米国市場における中国株の人気は以前ほどではありません。実際、2019年以降、80社以上の中国企業が米国取引所から上場廃止となり、残る275社はNYSE(ICE)とNasdaq(NDAQ)の総時価総額の2%未満に留まっています。中国企業のIPOが完全に消えたわけではありませんが、大半は小規模で投機的な案件が中心であり、過去のような大型上場は見られません。むしろ、上場基準をかろうじて満たす程度の企業もあり、その信頼性に疑問符が付きます。
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これは2010年代とは劇的な変化です。当時はアリババ(BABA)の250億ドル規模の上場のような中国企業のIPOが話題を集め、創業者のジャック・マーは国際的な有名人となりました。しかし、状況は一変し、米国の制裁により中国移動通信などが2021年に上場廃止となった今、米国取引所に上場する中国国有企業は一社もありません。同時に、米国政治家は国家安全保障や人権問題を理由に、中国企業への米国資本の流入を制限する動きを強めています。
さらに、ラッキンコーヒーのような不正により株価が暴落し上場廃止となった中国企業の事例も悪材料です。また、米国の監査を回避するために自主的に上場廃止を選んだ企業もあり、内部関係者の利益のために財務を操作していた可能性も示唆されます。それでも、こうした障害がある中でも、JPモルガン(JPM)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)などの投資銀行が香港市場での上場を支援するなど、中国企業は別の道を見つけています。アリババのような大手企業でさえ、米国資本へのアクセスが将来保証されない可能性に備え、香港市場への注目を強めています。
どちらの株がお得か?
ウォール街のアナリストによると、前述の銘柄の中で最も上昇余地があるのはBABA株です。BABAの平均目標株価は166ドルで、47%以上の上昇が期待されています。一方、NaSdaq(NDAQ)株への期待は最も低く、平均目標株価85.46ドルは1%の下落を示しています。

翻訳者: CyberWolf9