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香港アヴェニールが大胆な動き:ブラックロックIBIT保有を1655万株に急拡大

香港アヴェニールが大胆な動き:ブラックロックIBIT保有を1655万株に急拡大

Published:
2025-08-18 14:33:34
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香港の投資会社アヴェニールが、ブラックロックのビットコインETF(IBIT)へのエクスポージャーを大幅に増加させた。1655万株という新たなポジションは、機関投資家の仮想通貨選好が加速していることを示唆している。

伝統的な金融大手が提供する製品にこれだけの資金を投入するのは、皮肉なことに「安全策」としての仮想通貨採用と言えるだろう。結局のところ、ウォール街は自分たちのルールでしかプレイしたがらないのだ。

この動きは、2025年における機関投資家の仮想通貨戦略の転換点として記憶されるかもしれない。あるいは、単なる次のバンドワゴン効果の始まりに過ぎないのか。

SEC提出資料から見える機関投資家の動き

アヴェニールは香港を拠点にするファミリーオフィスとして運営されており、今回の増加分は2025年第2四半期のSEC13Fレポートで判明した。

同社はIBITの大口保有者として存在感を強めており、さらにビットコインETF全体のポジション規模は13億ドルに達したとされている。

IBITは、2024年に規制当局の承認を受けた現物型ビットコインETFのひとつだ。

直接仮想通貨(仮想通貨)を保管することなく、規制に準拠した形でビットコインに投資できる点が、機関投資家に支持されている。

近年は金融アドバイザーや証券会社を中心に保有割合が拡大し、第2四半期だけでIBITの機関投資家保有比率は18%増加、全体の28%を占めるに至った。

機関投資家のビットコイン採用が加速

今回のアヴェニールの動きは、世界的な機関投資家によるビットコインETF需要拡大の流れを反映している。

米ハーバード大学は推定1億1700万ドル相当のビットコインETF保有を報告しており、従来のハイテク株よりビットコインETFを重視する動きも一部で見られる。

また、アブダビの政府系ファンドのムバダラが872万6000株を維持するほか、大手ヘッジファンドのブレバン・ハワードが最大のIBIT保有者として浮上している。

こうした動きは、ビットコインが単なる投機対象ではなく、ポートフォリオの一部として扱われる段階に移行していることを示している。

今後の見通しと市場環境

アヴェニールはIBITの保有拡大に加え、1220万ドルのIBITプットオプションを新規取得したことも明らかにした。

さらに、同社はFoundry Digital Bitcoin Trustのポジションとして550万ドルを維持している。

こうした複数の商品への分散は、仮想通貨市場におけるリスク管理の一環だ。

背景には、規制当局の承認による市場の透明性向上や、流動性確保への安心感がある。

今後、米FRB議長が年次グローバル中央銀行会議で行う講演が控えており、その内容次第で機関投資家の戦略にも影響する。

現在、仮想通貨エアドロップを含む新たな投資手法への関心も高まっている。

仮想通貨市場は従来の金融市場と交わりながら制度的整備が進む過程にある。

アヴェニールの動きはその象徴的な一例といえる。

葉月 友也 Cryptodnesライター。ブロックチェーン技術から最新のDeFi、NFTトレンドまで、専門知識を基に正確かつ魅力的な記事を執筆。初心者向け解説から専門家向けコラムまで幅広く対応。

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