【速報】BitMineがイーサリアム購入に向け2.9兆円規模の株式追加発行を発表—暗号市場に新たな波
仮想通貨マイニング大手BitMineが、イーサリアム(ETH)の大規模購入に向けた資金調達のため、2.9兆円規模の株式追加発行を決定した。
同社のこの動きは、暗号市場における機関投資家の関心の高まりを反映しているが、果たして「戦略的投資」なのか、それとも単なるFOMO(取り残される恐怖)に駆られた行動なのか—ウォール街のアナリストたちは冷ややかな見方を示している。
今回の資金調達が成功すれば、BitMineはイーサリアムネットワークにおける主要プレイヤーとしての地位を確立する可能性がある。ただし、暗号市場のボラティリティを考えると、これは「桁外れの賭け」だと指摘する声も。
(※金融業界の皮肉:伝統的な企業がデジタル資産に飛びつく様子は、まるで中年の銀行マンがティーンエイジャーのトレンドに必死についていこうとするようだ)
巨額の資金調達でイーサリアム買い増しへ
BitMine Immersion Technology(BMNR)は、かつてビットコインのマイニング事業を手がけていたが、現在はイーサリアムの購入と保有に事業転換した企業だ。同社はイーサリアム(ETH)を取得し、ステーキングによって利回りを生み出す事業モデルを運営している。
同社は7月9日に20億ドル、7月24日には枠を45億ドルに拡大する株式発行計画を発表していた。今回の提出書類によると、すでに以前の承認枠45億ドルの大部分を売却済みで、残りは約7億2,300万ドルとなっていた。
BitMineは、イーサリアム総供給量の5%を取得するという戦略的目標を公言している。8月10日時点で、同社は約115万ETHを保有しており、その価値は49億6,000万ドル(約7,341億円)を超えると報告されている。
市場は好感、イーサリアム価格が急騰
この発表は市場に即座に影響を与えた。仮想通貨(仮想通貨)のイーサリアム価格は4,400ドルを突破し、24時間で4.46%上昇した。この動きは、過去7日間で18.49%、過去30日間で49.75%というイーサリアムの上昇基調をさらに強める結果となった。
BitMineの株価(BMNR)も、発表後に時間前取引で4%上昇し、情報公開後には9%の急騰を見せたと報じられている。
同社株は米国上場株式の中で25番目に取引量の多い銘柄となり、JPモルガンなどの大手金融機関を上回る日平均取引量を記録した。これにより、同社は株価への影響を最小限に抑えながら資金調達が可能となっている。
この積極的なイーサリアム購入戦略は、BitMineを最大の機関投資家の一つとして位置づけている。仮想通貨追跡企業SΞRによると、企業や団体が保有するイーサリアムは現在357万ETHに達し、これは総供給量の約2.95%に相当する。
機関投資家の参入が市場を牽引
BitMineの急速なイーサリアム蓄積は、仮想通貨市場の価格上昇に大きく貢献している。イーサリアムの価格は過去6ヶ月で61.06%、前年比で72.52%の上昇を示した。
今回発表された245億ドルへの株式発行枠拡大は、仮想通貨セクターで最大級の資金調達計画の一つだ。アナリストはこれを「株式売却能力の5倍増」と指摘している。調達された資金は、主にさらなるイーサリアムの購入、事業拡大、そしてバリデーターインフラへの出資に向けられる。
機関投資家による仮想通貨の保有は、市場全体のトレンドとなっている。
BitMineの積極的な戦略は、価格上昇とステーキング報酬の両方を狙う企業の動きを象徴しており、今後の市場動向を占う上で重要な事例となりそうだ。
