東北銀行、SBIレミット提携でリップル技術導入へ|国際送金を24時間即時対応に刷新
岩手県を拠点とする東北銀行は6月22日、SBIレミットとの戦略的提携を発表し、国際送金サービスを全面的にリニューアルすると明らかにした。新システムにはリップル社の分散台帳技術「RippleNet」が採用され、従来の銀行間決済仲介機関を経由する方式から、ブロックチェーンベースの高速・低コスト送金へと移行する。SBIレミットは約10年にわたりRippleNetを活用し、2021年7月には国内で初めてXRPを利用した送金ルートを開設した先駆者だ。今回の連携により、東北銀行の顧客はスマートフォンアプリから24時間いつでも送金を開始でき、200以上の国・地域での銀行振込や現金受け取りが可能となる。背景には、岩手県が直面する深刻な人手不足と外国人労働者の急増がある。特に企業集積地の北上市では過去10年で外国人居住者が3.6倍に増加し、母国への送金需要が地域の重要課題に。仮想通貨・ブロックチェーン技術を基盤とした送金インフラが地域金融機関の課題を解決するユースケースとして定着しつつあり、日本国内での実用事例として注目を集めている。今後も規制対応コストを背景に伝統的銀行の送金撤退が続く見通しで、RippleNetへの需要はさらに高まる見込みだ。
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