米上院がCBDC発行禁止法案を圧倒的多数で推進、2030年までデジタルドル阻止へ
【ワシントン発】米上院は17日、連邦準備制度(FRB)による中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行を2030年末まで禁止する法案を賛成84、反対6の圧倒的多数で可決した。これによりデジタルドル阻止を求める動きが米議会の主要政治的争点として急浮上。禁止規定は住宅・銀行包括法案「H.R. 6644」に盛り込まれ、FRBに対しデジタル資産の直接・間接的発行を2030年12月31日まで全面禁止する。
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FRB側はこれまでCBDCの発行に関する最終決定は下していないと説明してきました。2022年の報告書においても議会からの明確な授権法がなければ発行を進めない方針を繰り返し示しています。しかし今回の採決は政府主導のデジタル通貨がもたらす監視社会への懸念やプライバシーの問題を巡り、議会が先制的にルールを固定しようとする姿勢を鮮明にしました。
政府によるデジタル通貨の導入が制限されることで、市場の関心は民間のステーブルコインや銀行によるトークン化決済インフラへとシフトする可能性があります。
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