テザー社、約3兆7000億円相当のゴールドをスイス核シェルターに140トン保管―安定通貨の裏付けを物理的に強化

デジタル通貨の巨人が物理的な金塊に巨額を投じる―その意味するものは何か。
裏付け資産の「核の穴」
テザー社は、自社の安定通貨USDTの信用を、単なる財務報告書の数字から、スイスのアルプス地下深くにある実体ある資産へと移行させている。約3兆7000億円相当、重量にして140トンという途方もない量の金が、従来の金融保管庫ではなく、核攻撃に耐えうるとされるシェルターに保管されているという事実は、メッセージそのものだ。これは単なる資産分散ではない。デジタル金融システムの最も脆弱な部分―「信頼」そのもの―に対する、極めて物理的で過剰なまでの防衛策だ。
ゴールドラッシュ2.0、ただし保管場所は地下100メートル
伝統的な金融機関がクラウド上の帳簿と法的な約束事に依存する中、主要な暗号通貨企業は、最も古典的で不変の価値保存手段に回帰している。140トンという数字は、多くの国の中央銀行の保有量をも凌駕する。その全てが、地政学的な混乱や金融市場の暴落、さらには最悪の事態にも耐えうるように設計された施設に眠っている。これは、デジタル時代における「安全資産」の定義そのものを再構築する動きだ―ブロックチェーン上のコードの不変性と、現実世界の金塊の物理的不変性を融合させようとする。
皮肉なことに、最も未来志向のテクノロジー企業の一つが、人類最古の価値保存手段を、世界で最も堅牢な金庫に預けることで自らを守ろうとしている。ウォール街の銀行家たちが複雑なデリバティブでリスクを「ヘッジ」する一方で、暗号通貨の世界は、文字通り、岩盤と金で自身を「ヘッジ」している。次の金融危機が訪れた時、どちらがより「現実的」に見えるだろうか?
話題の記事
- 最大6%のキャッシュバック|仮想通貨クレジットカード「Tria」【早期割引中】
- 20億円ピカチュウカード落札で手数料4億円?Web3が壊す既存市場の闇
- 金の時価総額、ビットコインの19倍に|価格高騰で差が拡大
テザーのパオロ・アルドイノ最高経営責任者(CEO)は、同社が現在約140トンの金を保有していることを明らかにしており、この資産価値は約240億ドル(約3兆7000億円)に相当します。
同社は物理的な金の保有を極めて重要視しており、スイスにある旧核シェルターを保管庫として利用するという措置を取っています。現在も週に約1トンから2トンのペースで金を購入し続けており、今後数ヶ月はこの方針を維持する意向です。アルドイノ氏は地政学的に米国に対抗する国々がドルに代わる金本位の通貨を立ち上げると予測しており、今後も巨額の利益を金へ再投資し続ける計画を語りました。
さらにテザーは単なる保有にとどまらず、金取引事業においてJPモルガンやHSBCホールディングスなどの大手銀行と競合することを目指しています。実際にHSBCからシニアトレーダーを引き抜くなど体制の強化も進めています。
同社は物理的な金を大きくロングに保つ戦略を掲げ、安定的かつ長期的な金へのアクセス確保を狙っています。
【PR】Triaカードでキャッシュバック率6%を実現!AD
Triaカードは世界中どこでも決済が可能な仮想通貨クレジットカード(約3000円〜)で、されます。さらに、予定されている仮想通貨の無料配布では先行登録者に大きなチャンスも!!
面倒な審査は不要です。現在、期間限定の割引セール中なので是非この機会に登録しておきましょう。(登録に必要なアクセスコード:MWVJXJ6475)
関連:仮想通貨クレジットカード「Tria」の登録方法・使い方【徹底解説】
Triaの特徴
① 仮想通貨で決済可能 なクレジットカード② 最上位プランで 最大6%のキャッシュバック率 ③ BTCやETH、JPYCなど 多くの仮想通貨に対応お申し込みはこちら!
情報ソース:BloOMberg