【歴史的マイルストーン】ビットコイン&金ETFが5000億ドル突破—伝統資産の牙城を崩すデジタルゴールド
仮想通貨市場がまたしても伝統金融を震撼させた。ビットコインETFと金ETFの合計運用資産が5000億ドルという心理的障壁を突破、機関投資家の資金流入が加速している。
■ デジタルゴールド vs 物理ゴールド
伝統的な安全資産である金をETF化した商品と、ビットコインという新興勢力が共に記録を更新。金融機関の「分散投資」という建前が、結局はどちらの資産クラスも必要としていることを露呈した格好だ。
■ ウォール街の二重人格
「ボルatilityが高すぎる」と批判しながらも自社ETFを立ち上げる資産運用会社—そんな偽善的な姿勢も、5000億ドルという数字の前ではもはやどうでもよくなる。結局、手数料ビジネスが最優先といういつもの展開である。
仮想通貨市場の成熟化が進む中、次なる標的は1兆ドル。伝統的な資産配分の常識が書き換えられる日も近い。
- ビットコインETFの運用資産残高(AUM)は、米国でのビットコインETFの承認に伴う力強い資金流入によって、200億ドル(約2兆9400億円、1ドル147円換算)から1620億ドル(約23兆8100億円)に急増。
- 金ETFのAUMは3250億ドル(約47兆7800億円)へとほぼ倍増した一方、ビットコイン価格はETFのローンチ以来175%上昇し、金の66%の上昇を上回った。
Bold Reportの最新データによると、金およびビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)のAUMは、初めて5000億ドル(約73兆5000億円)の大台を突破した。
2025年8月初旬時点で、金ETFのAUMは約3250億ドル(約47兆円7800億円)、ビットコインETFは1620億ドル(約23兆8100億円)に急増している。
金は長年ETF市場における主要資産であり、毎年着実に規模を拡大してきた。だが、ビットコインは、特に米国でのビットコインETFのローンチ後、急速に勢いを増している。
ビットコインETFの承認前、同ETFの世界のAUMは約200億ドル(約2兆9400億円)だった。その後数カ月で、この数字は8倍超に増加し、機関投資家の需要に大きな変化が見られた。同期間に金ETFも拡大し、1700億ドル(約24兆9900億円)からほぼ倍増した。
過去5年間のAUMの伸びを追跡したチャートは、この変化を明確に示している。金ETFは着実な上昇傾向を辿っているのに対し、ビットコインETFはより急激な上昇を見せており、最近その加速が顕著になっている。
価格動向はこの乖離を反映している。米国でのビットコインETFのローンチ以来、ビットコイン価格は約175%上昇したのに対し、金は66%上昇。これは、ビットコインへの投資家の関心の高まりと、ボラティリティが高い特性の両方を表している。
|翻訳・編集:廣瀬優香
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|原文:Bitcoin and Gold ETFs Combined Break $500B Barrier