【速報】トランプ大統領が署名!米ステーブルコイン規制「ジーニアス法」成立で暗号市場に新たな波
ついに米国でステーブルコイン規制が動き出した。トランプ大統領が署名した「ジーニアス法」が成立、仮想通貨業界に衝撃が走っている。
■ 規制の分水嶺
これまでグレーゾーンだったステーブルコイン市場に、初めて明確なルールが導入される。TetherやUSDC発行体は即時対応を迫られることに。
■ 市場の反応
発表直後から主要ステーブルコインに軽微な変動。ただし「規制が明確化した」との前向きな受け止めが優勢だ。
■ 皮肉な副作用
ウォール街のアナリストたちは早くも「規制を免れる新たな金融商品」の開発に躍起になっているとか。まさにモグラ叩き状態だ。
暗号市場の成熟化に向けた大きな一歩か、それとも過剰規制の始まりか。業界の注目は法施行後の具体策に集まっている。
トランプ大統領は18日、ステーブルコイン発行者向けのルールを正式に定める法案「Guiding and EstABlishing National Innovation for U.S. Stablecoins(GENIUS)Act(ジーニアス法案)」に署名、同法案は法律として成立した。仮想通貨(仮想通貨)市場のより広範な規制整備への第一歩となる。
ホワイトハウス・イーストルームに集まった仮想通貨業界のエグゼクティブたちを見守るなか、トランプ大統領は、ジーニアス法案に署名した。法案は、17日に下院で賛成308票、反対122票の大差で可決され、その前には上院でも68対30で可決されていた。これは、民主党からの圧倒的な支持を示している。
トランプ大統領は、コインベースのブライアン・アームストロング氏、テザーのパオロ・アルドイノ氏、サークル社のジェレミー・アレール氏、ジェミナイのキャメロン・ウィンクルボス氏、タイラー・ウィンクルボス氏、クラーケンのデイブ・リプリー氏、チェーンリンク社のセルゲイ・ナザロフ氏など、業界リーダーや議員たちで埋め尽くされたイーストルームに入場した。
「おめでとう。皆さんは、バイデン政権が皆さんが話す内容をまったく理解できず、皆さんの半数が逮捕されていた頃から、長い道のりを歩んできた」と大統領はまずジョークを述べた。
トランプ大統領は、閣僚たち、そして法案の成立に尽力した議員、式典に出席した業界リーダーたちの名前を一人ずつ呼び上げ、功績を称えた。
「言わせてもらおう。仮想通貨コミュニティは長年、嘲笑され、無視され、見捨てられてきた。わずか1年半前まで、あなたたちは見捨てられていた。だが、この署名はきわめて大きな承認だ」
ジーニアス法はこのあと、さまざまな規定を実施する金融・銀行当局に送られる。規制当局が法律を実行するまでには時間がかかる可能性がある。だが少なくとも業界に、今後の広範なロードマップを提供している。
トランプ大統領は自身を「仮想通貨大統領」と呼び、政権は業界の「黄金時代」の到来を繰り返し呼びかけてきた。ジーニアス法が成立した今、焦点は、仮想通貨の多様な形態、取引プラットフォーム、プロジェクトに対する適切な監督を定義し、連邦機関にこれらの市場監督の新たな役割を付与する立法の成立という、より大きな課題に移っている。
17日には下院で「デジタル資産市場明確化法案(クラリティ法案)」が294対134で可決され、審議は上院に移る。
上院は、法律の草案をまだ公表しておらず、成立時期は依然として不透明だ。ただし、上院は9月30日を期限としている。
|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:署名式でのトランプ大統領(Nik De/CoinDesk)
|原文:TRUMP Signs GENIUS Act Into Law, Elevating First Major Crypto Effort to Become Policy