KindlyMDがビットコイン財務戦略で約75億円の大型資金調達を達成
デジタル資産市場が熱を帯びる中、KindlyMDがビットコインを軸とした財務戦略に向け、約75億円の資金調達に成功した。
この大型調達は、機関投資家の仮想通貨への信頼が高まっていることを示唆している。
「規制当局がまだルールを理解していない間に、賢い連中はすでに次の一手を打っている」とあるアナリストは皮肉たっぷりにコメント。
- ヘルスケアデータ企業KindlyMDは、ビットコイン購入のためにさらに5150万ドルを調達し、同社の総調達額は7億6300万ドルに拡大した。
- ビットコイン財務戦略を推進するKindlyMDは、ナカモト・ホールディングス(Nakamoto Holdings)との合併を控えている。
- KindlyMDの株価は6月20日の取引開始早々、7%下落した。
米ユタ州のソルトレイクシティを拠点とするヘルスケアデータ企業のKindlyMDと、同社との合併を控えたビットコイン保有に特化したナカモトは6月20日、ビットコイン(BTC)の購入資金として、KindlyMDがさらに5150万ドル(約75億円、1ドル=145円換算)を調達したと発表した。
今回のPiPE(企業の私募増資の引受け)では、KindlyMDの普通株式1株あたり5ドルで価格設定された。ナカモトの創業者兼CEOであるデビッド・ベイリー(David Bailey)氏によると、この調達ラウンドは3日未満ですべて引き受けられた。
「我々は、可能な限り多くの資金を調達し、可能な限り多くのビットコインを取得する戦略を継続して実行していく」と、ベイリー氏は声明で述べた。
今回の資金調達により、過去のPIPEと転換社債の発行を含めると、KindlyMDの総資金調達額は約7億6300万ドルに達した。
KindlyMDの株価は6月20日の朝方の取引で約7%下落した。ナスダック総合指数はほぼ変わらず推移している。
今回の動きは、ソフトウェア企業ストラテジー(Strategy)が社債発行と株式売却を通じてビットコインを購入する長期戦略を繰り広げているのに倣って、上場企業が仮想通貨の財務戦略を構築するための資金調達を拡大する傾向が加速する中で行われた。
BitcoinTreasuries.netのデータによると、ストラテジー社は620億ドル相当の59万2100BTCを保有する、最大のビットコイン保有企業である。
|翻訳・編集:山口晶子
|画像:Shutterstock
|原文:KindlyMD Raises Another $51.5M for Bitcoin Treasury Strategy
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