ドバイが仮想通貨規制を強化──証拠金取引に新たな歯止め
ドバイの仮想通貨規制当局がルールブックを改定。レバレッジ取引に厳しい目を光らせる一方、伝統的な金融機関がまた規制の後追いをしていることに苦笑せざるを得ない。
新たな規制では、証拠金取引の要件が引き上げられ、リスク管理プロトコルの強化が義務付けられる。暗号業界の健全性向上を掲げつつ、当局は「投資家保護」というお決まりのフレーズを盾に取っている。
これで暗号市場が冷えるか? そうは思わない方がいい──規制が整うほど大資本が参入しやすくなるのは、この業界の皮肉なジレンマだ。
- ドバイの仮想資産規制庁(VARA)は、仮想通貨取引に関するルールブックを改定した。
- これにより、VARAのルールブックがグローバルなリスク基準に沿うようになると規制当局は5月18日に電子メールで発表した。
- VARAはまた、仮想通貨業界でもこれまで規制が緩かった分野、例えばブローカー・ディーラーやウォレットなどを適切に監督するための条項も追加した。
ドバイの仮想通貨規制当局である仮想資産規制庁(VARA)は、仮想通貨(仮想通貨)取引に関するルールブックを改定した。
VARAは、ブローカー・ディーラーと取引所のルール改定を通じて、レバレッジ規制と担保要件を強化した。同庁は、これにより、ルールブックがグローバルなリスク基準に沿うようになると5月18日に電子メールで発表した。
VARAはまた、仮想通貨業界でもこれまで規制が緩かった分野、例えばブローカー・ディーラーやウォレットを適切に監督するための条項をルールブックに追加した。
VARAがこれまで定めたルールブックは、ドバイを仮想通貨のハブとして確立する上で役立ち、仮想通貨企業から運営要件が合理的に明確である点で評価されてきた。バイナンス(Binance)、Crypto.cOM、OKXなどの主要取引所はすべてVARAの承認を取得している。
VARAは現在、これらのルールブックを、現実のライセンス発行経験と国際的なベストプラクティスを反映した、より成熟した枠組みにアップグレードしている。
「これらのルールブックの改定は、責任あるスケーラブルなエコシステムの基盤を強化するものだ」と、VARAの法務顧問兼規制対応責任者であるルベン・ボンバルディ(Ruben Bombardi)氏は、CoinDeSkへのメールで述べた。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:VARA Fortifies Controls on Crypto Margin Trading in Dubai, Refreshes Rulebook