NIO株が7月に42%急騰した理由
今年前半の不振から一転、NIO(NIO 1.68%)株は7月に劇的な回復を見せ、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのデータによると月間42%の急騰を記録した。
7月上旬、NIOは6月のデリバリー数が前年比17.5%増加したと報告した。中国の電気自動車(EV)メーカーが最近立ち上げたサブブランド「Firefly」と「Onvo」が6月の売上高の40%を占め、市場の注目を集めた。
NIOは昨年末に最初のOnvoモデル「L60」を発表したが、今月発表した全電気式大型3列シートSUV「L90」が前例のない楽観ムードを生み出した。7月10日にL90の予約販売が開始されてから2週間で、NIO株は香港市場で40%以上上昇。この楽観論は米国にも波及し、NIO株は同社の業績回復期待から急騰した。

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NIO株はさらに上昇するか?
NIOの6月のデリバリー台数24,925台は、今年に入って最高記録だった。しかし、7月のデリバリー数は21,017台に留まっており、これが8月現在NIO株が約8%下落している理由だ。
しかし、投資家は心配すべきだろうか?筆者は否と考える。8月1日にL90のデリバリーが開始されたため、8月はNIOにとってより重要な月になるはずだ。
現地メディアによると、Onvoの沈斐社長は8月単月でL90の10,000台以上のデリバリーを内部目標として設定している。NIOがこの数字を達成すれば、Onvo L90は同社史上最高の月間販売台数を記録することになる。NIOは現在、L90の生産を急ピッチで拡大している。
一方、大衆市場をターゲットとしたもう一つのサブブランド「Firefly」は海外展開を加速中だ。Fireflyは今年4月にBMWミニやスマートに対抗するコンパクトEVを発表。2025年末までに、主に欧州を中心とした20の海外市場での展開を計画している。
NIOは今後数ヶ月内に次世代ES8 SUVも発売予定で、経営陣はこれによりNIOブランドの月間販売台数が25,000台に達すると見込んでいる。経営陣の予測が正しければ、NIOは間もなく月間35,000台以上の販売を達成する可能性がある。
4月の段階で筆者はNIO株が非常に割安で、買い時だと判断していた。大衆市場への参入とL90の野心的な目標を考慮すると、同株にはさらなる上昇余地があると考えられる。
翻訳: BladeRunnerX