[AIインフラ戦争] HPE、メモリショックの中でも驚きの決算…1株当たり純利益予想を最大2.50ドルに引き上げ
HPEが2026年第1四半期の決算で市場予想を大きく上回る業績を発表しました。AIインフラ需要の急増とメモリ市場の回復が追い風となり、1株当たり純利益(EPS)予想を2.25-2.45ドルから2.30-2.50ドルに引き上げました。特にAI関連事業の売上高が前年比151%増と急成長しており、今後の業績拡大が期待されています。
HPEの驚異的な業績成長
HPEの2026年第1四半期の売上高は93億ドル(約13兆6800億ウォン)で、市場予想を18%上回りました。特にAI関連事業の売上高が前年比151.5%増の27億ドル(約3兆9700億ウォン)を記録し、全体売上の約30%を占めるまでに成長しています。
HPEのCEOは「AI需要の急拡大とメモリ市場の回復が相乗効果をもたらした」と説明し、特にDRAMとNANDメモリの価格回復が2026年を通じて持続するとの見通しを示しました。業界アナリストによると、2026年のDRAM市場は51%、NAND市場は45%成長すると予測されています。
AIインフラ需要が業績を牽引
HPEのAI関連事業の受注額は50億ドル(約7兆3600億ウォン)に達し、前四半期比で3億ドル増加しました。このうち64%は「ソブリンAI(国家主導型AI)」プロジェクトによるもので、各国政府のAIインフラ投資が活発化していることを示しています。
HPEのCFOは「AIシステムの需要が予想以上に堅調で、受注残高が増加している」と述べ、2026年通期のAI関連売上高見通しを上方修正しました。特にGPU需要が中心となっており、HPEはNVIDIAとの協業を強化しています。
メモリ市場の回復が追い風に
業界関係者によると、DRAMとNANDメモリ価格は2026年に入り着実に回復しており、HPEのメモリ関連事業にも好影響を与えています。サムスン電子やSKハイニックスなどのメモリメーカーも2026年第4四半期の営業利益率が17-56%と予想されるなど、業績回復の兆しが見られます。
BTCCアナリストは「AI需要の拡大に伴い、メモリ市場は2-3四半期にわたって持続的な回復が見込まれる」と指摘しています。特にHBM(High Bandwidth Memory)の需要増がDRAM市場を牽引しており、HPEのメモリ関連事業にもプラスの影響を与えています。
今後の見通しと市場反応
HPEは2026年通期のEPS予想を2.30-2.50ドルに引き上げ、市場から好意的に受け止められています。特にAIとメモリという2つの成長分野に強みを持つHPEの戦略は、投資家の信頼を集めています。
「AIインフラ需要はまだ初期段階にあり、今後数年にわたって成長が続くだろう」とHPE CEOは述べ、今後の成長持続性に自信を見せています。業界全体として、AI関連投資の拡大が2026年の主要テーマとなる中、HPEのポジショニングが注目されています。