米Applied Materials株、プレマーケットで4%急落 対中輸出規制強化でビジネスに圧力
半導体製造装置メーカーのApplied Materials(アプライド・マテリアルズ)株が14日、プレマーケットで最大4%下落した。米国が中国の先端半導体製造技術へのアクセスを制限するため、輸出規制を強化したことが響いた。
同社株価は11月13日の終値水準まで回復したものの、この動きは人工知能(AI)、5G、軍事用途などに使われる先端チップの開発を遅らせようとする米国の規制による不透明感を反映している。

11月14日のプレマーケットでApplied Materials株は一時的な下落から回復。出所:Google Finance
中国向け輸出規制がApplied Materialsに圧力
投資家から注目される主要な半導体装置サプライヤーであるApplied Materialsは、中国メーカーへの最先端半導体製造装置・技術の販売を制限する米国の規制を回避するために子会社や関連企業を利用している企業に対する米国の取り締まりの矢面に立たされている。これにより、同社株は時間外取引で4%下落した。
規制強化により、Applied Materialsは2026年の収益が6億ドル減少すると予測している。23億5000万ドルのシニア・セキュアード・ノート発行による流動性改善を発表したものの、中国市場の減速による収益圧力に直面している。
中国は世界最大の半導体製造装置の買い手であるため、他のサプライヤーも収益の打撃を受けるとみられる。
Applied Materialsは、第4四半期に1億1000万ドル相当の製品が出荷されなかったと報告していたが、この規則はトランプ大統領と習近平国家主席の会談後に一時停止された。
経営陣は、規則の一時停止により、次期会計年度に予想される6億ドルの損失を回復できる可能性もあると見込んでいる。ただし、アナリストは、中国での売上高が現在は収益の20%(以前は40%)を占めるにすぎないため、大きな影響はないとみている。
米中技術摩擦の深刻化が市場に圧力
11月14日のApplied Materials株価の反応は、投資家が米中緊張の激化に伴う半導体セクターのエクスポージャーを再評価していることを示している。
Applied Materialsは今四半期の収益を68億5000万ドルと予測しているが、アナリストの平均予想は約67億6000万ドルだ。また、米国が重要な装置の出荷をブロックする規制を強化する中、中国の半導体エコシステムと深い関係を持つ企業は財務的・運営的リスクが高まっていると指摘されている。
Applied Materialsが最も影響を受けており、ゲイリー・ディッカーソンCEOは「米国以外の装置メーカーには同じ規制がなく、規制対象の顧客はそれらの企業から購入できる。Appliedから買いたいと思っていてもだ」と述べた。
翻訳:BladeRunnerX