シタデル証券が警告:株式・債券市場で10%下落のリスク浮上、地政学的緊張緩和も上昇期待に冷水

シタデル証券のノーシャド・シャー氏は2026年4月14日、株式と債券市場が近い将来10%の調整局面に入る可能性があると厳しい警告を発した。同氏は、地政学的緊張のエスカレーション抑制に向かう動きにより極端なシナリオのリスクは緩和されていると認めつつも、現在の市場高値は短期的な大幅修正の脆弱性を内包していると分析。金融当局(FSA)の監視強化を背景に、リスク資産の再評価が迫られている。
戦争リスク後退で株式と債券の上昇が到来へ
シャー氏はノートで、イラン指導部が主に体制の維持に注力していると指摘した。同時に、中国にはエスカレーション抑制を強く後押しする動機があるという。これらの力学により、さらなる軍事的エスカレーションが進む可能性は後退していると示唆する。
「今後の成り行きは今後数週間でより明確になるだろうが、市場にとって最も重要なのは、我々が最悪のシナリオのテールリスクを大幅に縮小したようだという点だ」と同氏は述べた。
米国主導のホルムズ海峡封鎖にもかかわらず、シャー氏は解決に向けた動きが形になりつつあるとの見方を維持した。ワシントンとテヘランの双方が長引く敵対関係によるコスト上昇に直面し、この対立の「最終局面」が近づいていると示唆する。
JPMORGAN: BUY THE DIP, V-SHAPED REBOUND LIKELY
JPMorgan Chase says investors should buy market pullbacks, arguing conditions support another V-shaped recovery despite geopolitical risks.
Strategist Mislav Matejka notes volatility may persist, but a 3–12 month horizon favors… pic.twitter.com/lWOXJYnm35
米国株式市場もこの見方に同調した様子を見せた。Googleファイナンスのデータによれば、S&P500は1.02%上昇し、月曜日には6886となった。2月下旬のイラン戦争開始以来、同指数はほぼ全ての下落分を回復した。
ナスダック総合指数は1.23%上昇、ラッセル2000指数は1.5%上昇、ダウ工業株30種平均は0.6%上昇となった。このラリーは先週にも続いており、S&P500は2025年10月以来最長の連騰を記録した。
これに先立ち、ビットマイン会長のトム・リー氏も株式市場が底を打ち、年内に過去最高値を更新する可能性があるとの見通しを示していた。
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